ワンダフル・ラブ~愛の改造計画~ 毒舌感想

takakoです。

BS朝日で放映されていた「ワンダフル・ラブ~愛の改造計画~」。2013年作と古いのですが、よくできてます。ネタばれあるので、ご注意を。

「ワンダフル・ラブ~愛の改造計画~」は2013年と古い作品ですが、おそらくパク・ボゴムが出演していることで放映されたのかなぁ~と。で、そういうパターンて意外とつまらなかったりするのですが、「ワンダフル・ラブ~愛の改造計画~」は、今までにないドラマ。そもそも原題は「ワンダフルママ」なので、主人公は母親役のペ・ジョンオク。改造されるのは、双子のヨンチェ、ヨンス、末っ子のヨンジュンの3兄弟。何しろ、母親がサラ金で苦労して稼いだお金を、3人の子どもたちは湯水のように使うんで。貧乏だった時代も経験しているのに、まぁ、これでもか、これでもか!と使います。

ドラマのストーリーは一言で書くと、アルツハイマーと宣告されたジョンオクが、自立していない子どもたちを、自立できるように鍛えていくというもの。文章にしちゃうと簡単ですが、これがよくできています。まず、ジョンオクが一文無しになったと一芝居をうちます。その後、生活費を入れるように子どもたちに言うのですが、まともに働いたことがない3人は途方にくれるばかり。ですが、3人とももがきながら、それぞれの働き口を必死で見つけ、成長していく過程がドラマになってます。

韓国ドラマなので、恋愛、家どうしの因縁、出生の秘密など、盛りだくさん。そういった要素をうまく絡めながら、少しずつ成長していく姿を描くって、すごいとしか言いようがありません。特に、私はメインのヨンチェ×フンナムより、ヨンス×ダジョンの方に肩入れ(笑)。だって、女性に騙されっぱなしのヨンスと、旦那に炊飯器呼ばわりしているダジョンの組み合わせって面白すぎ。大体、ダジョン息子が、父親よりヨンスになついちゃうんで。それに、反撃を始めたダジョンも別人のように変わっていき、バリバリの実業家(?)になるところなんて、見ててスカッとしますから。大体、自分が追い回してダジョンと結婚したのに、秘書と浮気するジャンホってどうなの?って感じだったんで。まぁ、秘書には騙されまくっていたのでいい気味ですけどね!

復讐劇とは違いますが、「ワンダフル・ラブ~愛の改造計画~」はとにかく見ててスカッとするので、おすすめです。

■キャスト
ペ・ジョンオク(ユン・ボッキ役)
チョン・ユミ(コ・ヨンチェ役)
キム・ジソク(コ・ヨンス役)
パク・ボゴム(コ・ヨンジュン役)
チョン・ギョウン(チャン・フンナム役)
イ・チョンア(オ・ダジョン役)

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