ミッシングナイン 毒舌感想

takakoです。

BS12 トゥエルビで放映されていた「ミッシングナイン」。何気なく見始めたら、展開が面白すぎて、思わずはまってしまいました。ネタばれあるので、ご注意を。

芸能事務所レジェンド・エンターテインメントの所属アーティスト全員での海外公演があり、ボンヒもジュノのスタイリストとして同行することに。ただ、その海外公演関係者が乗った専用機が墜落してしまったのです。捜査の結果、生存者は見つからなかったと韓国では報道されていたのですが、ジュノ、ボンヒ、テホ、ヨル、ギジュン、ジア、ソヒ、ジェグク、ホハンは、無人島に流れ着いていたのです。最初はばらばらに漂着していたのですが、一人、二人と再会し、共同生活を開始。ですが、待てども待てども誰も訪れず、日々だけが過ぎていきます。食料がどんどん減り、ソヒが自殺し・・・。

無人島で暮らす経験なんて恐らく一生ないと思いますが、「ミッシングナイン」のような状況になると、自分が生き延びるために食料の奪い合いが起きても仕方がないとは思うのです。ただ、そもそも帰れるかどうかの当てもない状況下で、テホは過去の悪事をばらされるのを恐れ、人殺しをしていくのは謎。そればかりか、目撃した人物を脅迫し、嘘の証言までさせるんで。とにかく、テホ役のチェ・テジュンの狂気ぶりはなかなか圧巻。目つきといい、行動といい、ひどいなんてものじゃない。

ただ、チェ・テジュンがインタビューで、自分は全然苦労しなかったようなことを言っていたのには受けました。そう、大スターで悪役(?)だったので、荷物などはすべて先輩俳優たちが持つ演技だったと。確かに、一人手ぶらでみんなを顎でこきつかってたました。

一方、韓国ドラマはどんな状況でも、恋愛がつきまといます(笑)。無人島の過酷な状況で、ジュノとボンヒがお互いに好きになったり、テホの本性に気付いたジアがテホを振り、自分のことをずっと支えてくれていたギジュンを好きになったり。明日どうなるかわからない状況で、何ともすごいなぁ~と感心しました。
#実際はどうなんでしょう???

そして、ドラマ自体は無人島の話だけで終わらないところがポイント。「ドリーマーズ」の解散の原因、ジュノへの濡れ衣、レジェンド・エンターテインメント副社長の裏切りなど、まだあるの?というくらい、いろいろな展開が用意されていて、飽きさせません。

昔の日本のドラマにあった、ジェットコースタードラマ的な要素が好きな方には、お勧めです。

■キャスト
チョン・ギョンホ(ソ・ジュノ役)
ペク・ジニ(ラ・ボンヒ役)
チェ・テジュン(チェ・テホ役)
チャンヨル EXO(チイ・ヨル役)
オ・ジョンセ(チョン・ギジュン役)
イ・ソンビン(ハ・ジア役)
キム・サンホ(ファン・ジェグク役)

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