ミスティ~愛の真実~ 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「ミスティ~愛の真実~」。えっ、えっ、えっ・・・って感じで、衝撃受けた作品。ネタばれあるので、ご注意を。

予告編のちょっと暗め(わざと古くしている?)の映像に、「ミスティ~愛の真実~」って面白いのかなぁ~と疑問を感じて見始めたら、私の単細胞な脳では思いつかない展開にドハマリ。だって、最初の数話だけ見るなら、21時のキャスター席を、ベテランと若手とが火花をちらしながら奪い合うドラマにしか思えませんでしたから。とはいっても、そのキャスター席の奪い合いがすべてのきっかけではあるんですけど。

何しろ、ヘランが21時のニュースの座を死守するため提案したのが、人気プロゴルファーケビン・リーのインタビュー。まさかそのケビンが、ヘランが捨てたかつての恋人だとは、高校時代の親友が奥さんになっているとはつゆ知らず。で、インタビューは取り付けたんですが、ケビンが何かとヘランに言い寄る、言い寄る。もちろん、ヘランは拒否しますが、ヘラン夫テウクが勘違いして嫉妬。あれ、テウクはヘランに愛想をつかして別居してなかったけ?と。

その後、ケビンは殺害され、ヘランが容疑者に!まぁ、逮捕されてもヘランは堂々としている上に、明確な証拠が出ないからあっさり釈放はされますが、ケビン妻ウンジュが黙っていないのです。それどころか、ヘランが女子高生だった時代に起きた殺害事件の頃から、ヘランについて何かしら疑問を感じていたカン刑事が色々と嗅ぎ回るんです。そう、カン刑事はヘランが巻き込まれた殺人事件の犯人は、ハ・ミョンウではなく、ヘランだとずっと思い込んでいたんですよねぇ~。正直、この思い込みが悲劇を招いたとも言えなくもありませんが!

そして、ドラマが進むに連れわかるのですが、テウクの愛がヘランより大きい。貧しい環境で育ったヘランは、成功の方が最優先。そんなすれ違いが生んだ悲劇だと思っていたら、実はヘランもテウクを愛してた!!!てっきり成功のためにサラブレッドのお坊ちゃんを誘惑したのかと思ったら、そんなこともなかったんですよねぇ~。でも、誰もそんな風には思ってなかった、というか、ヘランが言葉できちんと表現してこなかったというのが大きい!いや、ヘランの周りの人達は、ヘランの言葉を信じず(というか勝手に誤解)してたからかもしれませんが。その結果、残ったのは悲劇だけ。ヘランを愛した男はみんな死!!!時代劇なら、ヘランは魔女扱いでしょう、確実に。

とにかく、「ミスティ~愛の真実~」は先の展開が予想できないので、何も考えずに気軽に見るようなドラマではありません。でも、ハラハラ・ドキドキできるので、面白いです。

■キャスト
キム・ナムジュ(コ・ヘラン役)
チ・ジニ(カン・テウク役)
チョン・へジン(ソ・ウンジュ役)
イム・テギョン(ハ・ミョンウ役)
チン・ギジュ(ハン・ジウォン役)
イ・ギョンヨン(チャン・ギュソク役)
コ・ジュン(ケビン・リー役)

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