マスター・ククスの神~復讐の果てに~ 毒舌感想

takakoです。

BSフジで放映されていた「マスター・ククスの神~復讐の果てに~」。復讐劇のむなしさが描かれた作品。ネタばれあるので、ご注意を。

両親が放火によって殺されたム・ミョン、殺人罪で父が死刑になったテハ、テハ父に父親を殺されたヨギョンは、同じ養護施設で成長します。ここにギリョンも加わり、仲良し4人組。ですが、ヨギョンが養護施設の園長に襲われ、抵抗した際に園長が死んでしまったことで、4人の関係は崩れてしまいます。そう、ずっとヨギョンに対して罪悪感を抱いていたテハが、ヨギョンに黙って身代わりとして刑務所に入ります。

それから数年後、ミョンは両親を殺したギルドへの復讐を果たすため、ギルドが経営している宮楽園に入り込みます。そこで、ミョンは、ギルド隠し子ダヘの用心棒として雇われたテハと再会。さらに、検事となったヨギョン、食材を卸していたギリョンと、養護施設時代の仲間たちが一堂に介し・・・。

で、久しぶりに再会しても、みんな相手に迷惑がかけられないと、見えない距離をおくのです。うーん、最初からそれぞれの計画を話して力を合わせれば早くない?と思うんですが、誰もやらない(笑)。それどころか、お互いを妨害。そんな駆け引きが延々と続きながらも、ミョンはギルトから宮楽園の大麺匠の座を奪います。それにも関わらず、ミョンはギルドへの復讐を継続。その結果、テハが死んじゃうんです。結局、ミョンが復讐にばかり囚われて、周りを見てなかったから起きたとしか言えません。

悪いやつを倒して終了!というスカッと系のマクチャンドラマ好きには、「マスター・ククスの神~復讐の果てに~」は、後味悪すぎです。

■キャスト
チョン・ジョンミョン(ムミョン/チェ・スンソク役)
チョ・ジェヒョン(キム・ギルド役)
チョン・ユミ(チェ・ヨギョン役)
イ・サンヨプ(パク・テハ役)
コン・スンヨン(キム・ダヘ役)
キム・ジェヨン(コ・ギルヨン役)

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