takakoです。
BS日テレで放映されていた「テバク～運命の瞬間～」。視聴率がぱっとしなかったと聞いていたので、あれ、思ったより悪くないのでは？と、期待値が低かった分、最後まで完走できました（おぃ）。ネタばれあるので、ご注意を。
ボクスンは賭博好きの夫マングムのせいで貧しい生活を強いられていたのですが、イ・インジャの策略で王の側室になります。男児を出産し順風満帆に見えたのですが、早産だったため、マングムの息子では？と疑われます。ボクスンは息子を守るため、死んだと嘘をつき、マングムに息子を託します。マングムはボクスンから預かった子供テギルを実子として育てるのですが、賭博好きが育てたので、テギルは詐欺師に。実は、王の次男だったのに！一方、ボクスンの2番目の息子ヨニン君は、酒や賭け事に溺れる日々をすごしています。そして、テギルとヨニン君は兄弟とは知らないまま偶然出会ってしまったことで、過去のいろんな陰謀が二人を呑み込み始め・・・。
「テバク～運命の瞬間～」を見たとき、元々、演技は上手だったグンソク君が戻ってきたなぁ～というのが最初の印象。「ファン・ジニ」や「快刀ホン・ギルドン」の頃のようなイメージ。ライバルを演じたヨ・ジングも子役出身で、二人の演技はさすがという感じ。ただ、ヒロイン（？）のタムソ役を演じたイム・ジヨンが微妙。整形するなら、面長じゃなくて、もう少し丸みを持たせてもよかったのでは？と思うくらい面長すぎて、バランスが悪いからか花を感じない。「吹けよ、ミプン」の時も同じことを思ったので、今後もたぶん私は受け付けないでしょう。
で、肝心のストーリーの方は、ちぐはぐ感を払しょくできません。テバクが詐欺師の息子から王の息子へと変身していく過程（？）を、サクセスストーリー的にとらえれば悪くはないんですが、合間合間に入っていたエピソードがあれ？みたいな。史実をベースにフィクションを加えた場合、自然な流れができないと、あれ？みたいになるんですが、「テバク～運命の瞬間～」はまさにその典型でした。
ストーリー展開に期待せず、男優の演技にだけ集中すると、悪くないのでは？と思わせてくれるのが、「テバク～運命の瞬間～」です。
■キャスト
チャン・グンソク（ペク・デギル役）
ヨ・ジング（ヨニングン役）
チョン・グァンリョル（イ・インジャ役）
チェ・ミンス（粛宗（スクチョン）役）
イム・ジヨン（タムソ役）
ユン・ジンソ（ボクスン役）
イ・ムンシク（ペク・マングム役）
ヒョヌ（イ・ユン役）