シカゴ・タイプライター~時を越えてきみを想う~ 毒舌感想

takakoです。

BSジャパンで放映されていた「シカゴ・タイプライター~時を越えてきみを想う~」。ユ・アインのいかつさに、一瞬、ドン引きしました。ネタばれあるので、ご注意を。

スランプに陥っていたベストセラー作家セジュの元に、アメリカのシカゴで購入したタイプライターが届けられてから、不可思議なことが起こり始めます。自分で書いた覚えもない「シカゴ・タイプライター」という小説が大ヒットを記録するのです。実は、その小説を書いていたのは、タイプライターと一緒にセジュ家にやってきたジノだったのです。ジノはセジュのゴーストライターをする代わりに、セジュの熱狂的ファンであるソルを守ってほしいと提案。そして、ソルと関わるにつれ、セジュはソルに惹かれ始め・・・。

最近の韓国ドラマ、本当にタイムトラベラーもの多いなぁ~と思うのですが、シカゴ・タイプライター~時を越えてきみを想う~」はタイムトラベラーものの変型版ですかねぇ~。ジノは幽霊(?)となりタイプライターに住み着き、セジュにだけ存在が見えるんで。ただ、ジノの存在が見えるセジュは、ジノが住んでいた時代の仲間。同じく、ソルも。そんなわけで、3人は過去でつながっていたのです。過去の因縁の部分については、ジノに記憶がなかったのですが、セジュ、ソルと関わっていくにつれ、徐々に思い出していくんですが、これまた何とも皮肉な縁。誤解が相手を裏切る形になったパターンですから。そうはいっても、裏切りは裏切りだと、ジノが認める部分は潔い。

で、ジノがセルを見た瞬間、惹かれたのも過去とのかかわりがあるから。記憶がなくても、心が惹かれる相手というのは同じものなんですかねぇ~。イム・スジョンって独特な雰囲気がありますが、一目ぼれするような絶世の美人とか、かわいさとかはないと思うんで。「ごめん、愛している」にドハマリした身としては、もちろん魅力的に映りますが・・・。

いろんなエピソードが交錯しながら、過去の因縁、ジノがタイプライターに住み着いていた理由、セジュがタイプライターを購入した理由などが明らかになっていくのが、何ともきれい。そう、エピソードが丁寧に描かれていて、ドラマを見ながらよくできているなぁ~と。もちろん、お前は評論家か!と自分に突っ込んでましたが(笑)

残念な点は、見終わって半年経過した私の頭の中に、ドラマの細部があまり残っていないこと。見ていた時に面白いと思っても、その後もしっかり記憶に残っているかどうかが重要。1回しか見ていないドラマでも、何年も経過しても、詳細なストーリー語れるドラマ結構あるんで。

■キャスト
ユ・アイン(ハン・セジュ役)
イム・スジョン(チョン・ソル役)
コ・ギョンピョ(ユ・ジノ)
クァク・シヤン(ペク・テミン役)
ヤン・ジンソン(マ・バンジン役)
チョ・ウジン(カル・ジソク役)

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