グリーンローズ 毒舌感想

グリーンローズ

takakoです。

BS11で放映されていた「グリーンローズ」。途中まではすごい面白かったのですが、最後は?でした。ネタバレあるのでご注意を。

スア役のイ・ダヘ?名前は聞いたことあるけど、顔を見ても誰かわからず。気になって調べたら、「ミス・リプリー」の主演じゃん!っと。整形しすぎで顔が違うという記事をどこかで読んだことがあったのですが、妙に納得です。

で、「ミス・リプリー」のときはイ・ダヘの顔が受け付けず、ドラマを楽しめなかったのですが、「グリーンローズ」は問題なし。というより、「グリーンローズ」の頃の素朴な顔のままでいいと思うのですが・・・。

で、本題のドラマ方は、一言にすると、

殺人罪で刑務所に送られた人間が、最後には無罪を勝ち取る

というお話(笑)。

まぁ、50話とか、100話とかじゃないので、伏線が少ない。つまり、主人公以外の話がほとんどないので、コ・スかイ・ダヘに感情移入できないと、いらっとします。

逆に、あらすじをつらつら書くと、

ジョンヒョンがスアを会長令嬢とは知らずつきあい、結婚まで考えます。ですが、スアが会長令嬢と知ってからはジョンヒョンは別れようとするのですが、結局、スアにしがみつかれ二人でスアの父を説得しようと。ただ、ジョンヒョンがスア父の殺人未遂事件の容疑者にされ、無期懲役を言い渡されてしまうのです。息子が無実を晴らす機会を作るために、ジョンヒョン母は自殺し、息子を刑務所から外出させるのです。ジョンヒョンは母の気持ちを汲み、逃亡を決行。検察とのカーチェイスの果てに、漢江から身を投げるのです。その後、別の遺体を自分であるように装い、ジョンヒョンは事件の真相の鍵を握るユランがいる中国に密航します。ジョンヒョンはユランを探し出したのですが、力がないままでは判決を覆すことはできないと知り、二人は時期を待ちます。そうこうしているうちに、偶然、中国の大物の暗殺計画を知り、命を助けたことで、ジョンヒョンたちは欲しかった力を手に入れる機会を得ます。じっくりと力をつけるために3年を費やし、ジョンヒョンはチャン・ジュンウォンという別人として韓国に行きます。そして、3年間意識がなかったスア父が目覚め、ジョンヒョンは無罪を勝ち取ります。

という感じです。

ただ、ちょっと気になったのはラスト。ジョンヒョンが無罪を勝ち取ったことで、最初にソン専務が自殺します。この自殺が全然大きく扱われてないんです。さらに、真犯人のヒョンテもビルから飛び降り自殺して終了。正直、これだけ後味悪い終わり方をしているのに、ジョンヒョンとスアはハッピーエンドってどうなの?と。

実際、ユランもジョンヒョンのためにヒョンテと無理心中を図ろうとして自分だけ死んでることを考えると、さらに納得いかないんですよね。

ヒョンテだって、スア父への復讐心よりも、スアが好きすぎてジョンヒョンを陥れたかったという気持ちの方が勝っての行動。そう考えると、ラストはさよならの方がしっくりきました。

なので、途中まではすごい楽しめたけど、最後の最後がどうしても?なので、オススメとは言いづらい。

何だか惜しい作品でした。

■キャスト
コ・ス(イ・ジョンヒョン/チャン・ジュンウォン役)
イ・ダヘ(オ・スア役)
イ・ジョンヒョク(シン・ヒョンテ役)
キム・ソヒョン(チャ・ユラン役)

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