アイムソーリー カン・ナムグ~逆転人生~ 毒舌感想

takakoです。

BSジャパンで放映されていた「アイムソーリー カン・ナムグ~逆転人生~」。パク・ソンホってシユン君に似てない?と思わず思ってしまいました。ネタばれあるので、ご注意を。

児童養護施設出身で夫婦のモアとドフンには、ジェミンという子供がおり、貧しいながらもお互いを支えあいながら暮らしています。そんな中、ドフンがTMOグループの入社試験でテジンと出会ったことで人生が狂い始めます。ドフンがTMOグループの会長夫婦の失踪した息子だと判明。ドフン、モア、ジェミンは、会長夫婦と一緒に暮らし始めます。ですが、高卒で何の取り柄もないモアが気に入らないドフン母が、あの手この手でモアを追い出しにかかり、挙句には、離婚していないにも関わらず国会議員の娘ヨンファとの縁談を推し進めるのです。母の強引な態度に戸惑っていたドフンだったのですが、だんだん欲に目がくらみ、モアが行方不明になった隙に代役を立てて離婚を企てます。一方のモアは事故で記憶喪失になっており、帰りたくても帰れない状態。結局、助けてくれたナング家で、モアはナンシルとして暮らし始めます。

「アイムソーリー カン・ナムグ~逆転人生~」の場合、ドフンが欲に負け、糟糠の妻モアを捨てるのですが、実はドフンも犠牲者。息子の移植手術ができずに死なせたことで、テジンがドフン母を恨んでいたから、偽者をあてがったというだけ。テジンに踊らされているとは知らず、テジンはモアを捨て、欲望のせいでジェミンまでも死なせてしまい、ある意味、運が悪いとしかいえない。逆に、モアを助けたナングが本物の御曹司だったので、モアはラッキーとも言えます。

おまけに、ミョンスクがモアたちの提案を素直に受け入れ、テジンだけの失脚で終わらせればいいのに、欲にかまけ、ナング、モアまで刑務所行きを企ててしまい、自分で自分の息子を犯罪者にするという罠にはまってしまいます。個人的には、モアがさっさと教えてあげれば・・・と思ったのですが、ナングから口止めされているからと言わない、言わない。結局、誰かが刑務所に行かなければいけない状態になったため、ミョンスクがモアに頼み込み、ナングの代わりに罪をかぶりますが。

正直、「アイムソーリー カン・ナムグ~逆転人生~」は息子ジェミンを殺した人たちへのモアの復讐劇という分類よりは、記憶喪失ラブストーリーという感じですかねぇ。大体、ドフンが偽者だとわかった時、おっ、そういう展開できたか!という感じだったんで。

ちなみに、モア役のキム・シンソってすごい美人なのに、他での記憶がないなぁ~と思ったら、「太陽を抱く月」のかわいそうな王妃役だったとは!キム・スヒョンがハン・ガインのことが忘れられず、ただ存在するだけの飾りの王妃で、インタビューでも本当に寂しかったとかなんとか言ってたんで。でもでも、顔だけなら絶対にハン・ガインよりもキム・シンソの方が、私的には好みなんで、何とも不思議でしかありません。

ミョンスクの企てる陰謀(?)が、毎度毎度おいおいって感じでだんだんうっとうしくなる点を除けば、「アイムソーリー カン・ナムグ~逆転人生~」は長丁場の割には楽しめます。

■キャスト
キム・シンソ(チョン・モア役)
パク・ソンホ(カン・ナムグ役)
イ・イン(パク・ドフン役)
ナヤ(チャ・ヨンファ役)

スポンサーリンク
韓国ドラマ ad1 336×280