お願い、ママ 毒舌感想

takakoです。

BS日テレで放映されていた「お願い、ママ」。韓国で放映中に話題になっただけはあります。私的には、キム・ガプス、チェ・テジュン、チョ・ボアの演技が、一番見所だとは思いますが・・・。ネタばれあるので、ご注意を。

コ・ドゥシム演じるサノクとユジン演じるジネは母娘。ただ、サノクは長男のヒョンギュばかり肩入れするので、ドラマを見ていて、サノクとジネは本当に親子?と思ってしまうくらい。まぁ、私の祖母も息子と娘を差別していた(韓国ドラマによくある息子にだけ甘いパターン)ので、完全に理解できなくもありませんが、ちょっと行き過ぎ感ありありかなぁ~と。

もちろんジネの我慢も限界に達し、独立をしようと試みるのですが、キム・ガプス演じる父親ドンチュルの借金返済やサノクの総菜店の保証金のため、断念。そんなジネの思いも知らず、サノクは息子ヒョンギュのために、店を手放して弁護士事務所の費用を捻出しようと考え・・・。

とにかく最初見ていた時は、妙にいらいらします。息子バカの母親と、差別を受ける娘の構図に腹が立つんですよねぇ~。ただ、独立を断念したことで、ジネは御曹司のフンジェと結婚するきっかけができたのも事実。結果よければすべてよしということでしょうが、途中で腹が立って見るの辞める人っていないのかな?と、ちょっと心配したりもしました。

幸い、そんなサノクとジネの殺伐とした雰囲気を明るくしてくれたのは、イ・ヒョンスン役のチェ・テジュンとチェン・チェリ役のチョ・ボア。二人のラブラブシーンもかわいいのですが、周りの大人たちに甘えるチェリは本当にかわいい♪どちらかというと手厳しいサノクでさえ、チェリにはころっと心動かされましたから。そう考えると、あの愛嬌はジネにはなかったなぁ~。

で、ドラマの大枠の軸は、ヒョンギュ、ジネ、ヒョンスンの恋愛と結婚。それぞれ別の家族ができたことで、より一層家族関係がもつれるのですが、サノクが末期ガンになったことで一変。ぎりぎりまで隠し通していたのですが、その事実を知ってから、家族の溝がなくなっていくというパターン。これ、「家族なのにどうして 」に何か似ているなぁ~と思ったのは私だけではないはず。

ただ、「お願い、ママ」はストーリー云々より、他のドラマではカリスマ的な役が多いキム・ガプスが、妻であるコ・ドゥシムに甘えられるのを見れるのが貴重。

あと、「おバカちゃん注意報」で冷徹な次男を演じたチェ・テジュンが全くの別人に見えるくらい、甘え上手の演技が飛び抜けていて・・・。子役出身と知って、なるほど!と思ったのは言うまでもありません。

それにしても、出生率が日本より低い韓国で、同じ年に一家族であんなに赤ちゃんが生まれるという最終回は、ちょっときれいすぎなまとめ方では?と、思わず突っ込みを入れたくなりました。

■キャスト
ユジン(イ・ジネ役)
イ・サンウ(カン・フンジェ役)
コ・ドゥシム(イム・サノク役)
キム・ミスク(ファン・ヨンソン役)
キム・ガプス(イ・ドンチュル役)
チェ・テジュン(イ・ヒョンスン役)
チョ・ボア(チェン・チェリ役)
オ・ミンソク(イ・ヒョンギュ役)
ソン・ヨウン(ソン・ヘジュ役)

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