おひとりさま~一人酒男女~ 毒舌感想

takakoです。

BSイレブンで放映されていた「おひとりさま~一人酒男女~」。一人でカフェにいるだけで、友達がいない寂しい人と見られる韓国で、一人酒がテーマになるとは、時代が変わったものです。ネタばれあるので、ご注意を。

勤めていた小さな塾が廃校になり、先輩の紹介で、ハナは大手の予備校に転職します。スター講師のジョンソクとの待遇差を目の当たりにしながらも、何とか頑張ろうと意気込むのですが、ハナの意気込みは完全に方向性がずれていて、生徒はほとんど集まりません。ですが、ハナが頑張っている姿を見るにつけ、何かに手伝っていた生徒のコンミョンはハナを好きになっていきます。そして、ハナのために勉強を頑張ろうと決心し、コンミョンは塾での優等生チェヨンに近づきます。そんなコンミョンの気持ちを知らないチェヨンは、コンミョンの優しさに触れ、今までは他人との間に壁を作っていたにも関わらず、コンミョンのことが好きになっていき・・・。

ハ・ソクジン嫌いじゃないんですが、コンミョンかわいすぎて、パク・ハソンがコンミョンを選ばなかったのが残念で仕方がありませんでした。というより、ドラマの流れから考えても、ジョンソク選ぶのは当然なんですが、ハナがコンミョンに先生と生徒以上ではないと、きっちり線引きしなくてもなぁ~と。おまけに、先生と生徒といっても、予備校の講師と浪人生なんで、ちょっと意味も違いますし。

そして、「おひとりさま~一人酒男女~」は、登場人物たちの相関がなかなか面白い。コンミョンはハナが好き、チェヨンはコンミョンが好き、キボムはチェヨンが好き、ハナはジョンソクが好き。で、ジョンソクとコンミョンは兄弟で、コンミョンとキボムは友人。矢印で相関を書くと、みんなぐるぐる回ってない?みたいな。それをストーリー展開するから、一方通行の思いだけがあふれてる感じで、これはこれで面白い。幼い頃に読んだ、少女漫画チックなにおいがして、久しぶりに新鮮な気分になりました。

感情の起伏を伴わず、さくっと手軽に見たい時には、「おひとりさま~一人酒男女~」はぴったりです。

■キャスト
ハ・ソクジン(チン・ジョンソク役)
パク・ハソン(パク・ハナ役)
コンミョン 5urprise(コンミョン役)
キー SHINee(キボム役)

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