takakoです。
BSイレブンで放映されていた「ああ、私の幽霊さま」。子役出身のパク・ボヨンの評判がうなぎのぼりだったのが、ドラマを見て納得。ネタばれあるので、ご注意を。
生まれたときから霊感が強く、霊が見えるボンソンは、周りとは交流せずおとなしく一人で過ごす生活を送っています。そのため、カリスマシェフカン・ソヌに憧れ、ソヌのレストランで見習い補助として働きつつも、ソヌと個人的な話を一切なし。ですが、幽霊のスネに憑依されたことから自体は一転。スネはボンソンの体を借り、ソヌを誘惑し始めるのです。最初はとまどっていたソヌですが、スネに憑依されたボンソンに本気で惹かれ始め・・・。
ストーリーは絶対にありえない憑依ものですが、パク・ボヨンの一人二役が本当に別人のように見えます。ボンソンの時は奥手で常に下を向いていきているのに、スネが憑依した瞬間、ソヌに襲い掛かる!みたいな。そして、ソヌ役のチョ・ジョンソクも、最初は逃げていたのですが、好きになった瞬間、猪突猛進みたいな落差があって面白い。ただ、ボンソンはソヌが好きになったのは自分ではなくスネだと気づき、どんどん落ち込んでいきます。でも、ボンソンはそこで諦めず、少しずつ殻を破っていきます。周りがどういうじゃなくて、自分が変わらないといけませんからねぇ~。
で、「ああ、私の幽霊さま」はラブコメか?と思わせておいて、サスペンス要素もあり。スネが成仏できなかった理由は、殺されたのに自殺として処理されていたからだったんで。それも、スネには殺された前後の記憶がなかったのですが、ボンソンに憑依したことで、スネの死に関わっているソンジェと再会し、徐々に記憶が蘇っていきます。そして、ソンジェもまた、悪霊に憑依されていたのです。
悪霊の憑依とか、伏線が結構あるので、飽きさせられることはありません。その上、殺人を繰り返す悪人ソンジェを演じているのが、イム・ジュファンというのもびっくり。「おバカちゃん注意報~ありったけの愛」の印象が強かったので悪役?と思ったのですが、細身の高身長で、色白、顔立ちも柔らかさがないことを鑑みると、陰のある悪役似合ってるかも!と。実際、「ハベクの新婦」も悪人(?)ですし。
チョ・ジョンソクとパク・ボヨンのカップルツーショットは若干違和感ありますが、ストーリー展開が面白いので、そこまで気にならない作品でした。
■キャスト
チョ・ジョンソク(カン・ソヌ役)
パク・ボヨン(ナ・ボンソン役)
キム・スルギ(シン・スネ役)
イム・ジュファン(チェ・ソンジェ役)
クァク・シヤン(ソ・ジュン役)
シン・ヘソン(カン・ウニ役)