秘密の森 ~深い闇の向こうに~ 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「秘密の森 ~深い闇の向こうに~」。続きがありそうな終わり方だったと思ったら、ちょうどシーズン2の台本読みのニュースが!ネタばれあるので、ご注意を。

脳の手術の後遺症で、感情を持っていないファン検事は、事件を理性でのみ処理。ある意味、感情をはさみたくてもはさめないという点では、検事としてはこれ以上ないくらいの適正。一方、相棒となるハン・ヨジンは、人情味あふれる女刑事。二人はある殺人事件がきっかけで関わり始めるのですが、犯人として逮捕された容疑者が、自らの冤罪を主張するために自殺。まぁ、元長官の娘である新人のヨン検事が偽の証拠に踊らされたとはいえ、これは大事件。そこで、ファン検事はヨン検事のため(?)に、テレビに出演し、2ヶ月以内に真犯人を逮捕すると宣言します。

その結果、検察と警察との特別捜査班が結成されるのですが、犯人を追う過程で、ヨン検事が殺されるのです。今や主演級のシン・ヘソンですが、「秘密の森 ~深い闇の向こうに~」放映当時は2番手だったこともあり、早くも撤退。おまけに、誰もが大物が動いていると思っていたら、まさかまさかのユン課長(「刑務所のルールブック」のハニャンだ!)の逮捕。何かびっくりの展開に、先が読めなさすぎるんだけど・・・と思っていたら、ラストもびっくり。どう考えても黒幕だろうと思っていた次長検事イ・チャンジュンが自殺しますから!それも、今まで自分が関わっていた不正の証拠をファン検事に託して。

もっと驚きなのは、イ・チャンジュンは自ら財閥の犬となったのを後悔していたんですよねぇ~。で、その証拠をひっそり集めていたどころか、正しく捜査してくれる人物としてファン検事を自ら呼び寄せていたというんです。マクチャンドラマ散々見ていても、この展開は思いつきません。ただ、ファン検事はイ・チャンジュンは人を殺している殺人者だ、怪物だ、この腐った状態を正すテレビ番組で発言。でも、イ・チャンジュンの義父イ・ユンボムが車椅子に乗って自分は病人だと言っているのを見る限り、それって無理じゃない?と思ったのは私だけではないはず。

それにしても、「秘密の森 ~深い闇の向こうに~」は、感情を失ったファン検事が、ハン刑事にもらった似顔絵を見ながら笑ったラストシーンが印象的でしたが、事件自体は解決していないためすっきりはしません。幸い、シーズン2あるようなので、解決を期待したいところです。

■キャスト
チョ・スンウ(ファン・シモク役)
ペ・ドゥナ(ハン・ヨジン役)
イ・ジュニョク(ソ・ドンジェ役)
ユ・ジェミョン(イ・チャンジュン役)
シン・ヘソン(ヨン・ウンス役)

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