2度目の二十歳毒舌感想

takakoです。

BS朝日で放映されている「2度目の二十歳」。ファンミが終わって廃人状態になっていたので、撮りだめてあったのを見始めたらはまってしまい（笑）、BS朝日の放映待てずに動画で見てしまいました。ネタばれあるので、ご注意を。

チェ・ジウ主演ドラマだったので、韓国で放映中でも日本に情報はかなり入っていて、評判が良いことは知っていたのですが、最後まで見終えて納得。実は、数ヶ月前に出会った女性が話していた内容と、かぶっている部分があるんですよねぇ～。高校出てすぐに結婚して出産し、やはり40代になって自分でお金を稼いだ経験がなく、変わろうと色々始めたという話に。

ただ、ドラマを見ながら思ったのは、私もあまり変わらないなぁ～と。社会人になって20年近くになっていますが、そもそもやりたいことって何だろう？といつも思ってますから。ドラマを見ながらごろごろしたり、ファンミに行ったりするのは楽しいんですが、ほとんどの時間を会社という場所で過ごしていることを考えると、そこが面白くも楽しくもないんで。おまけに、今の職場の人とは価値観があわないので、日常的に話もしませんし。これって、冷め切ったウチョル、ノラの家庭と違いがない気がしますから。

さらに、私が今大学に入り直したらどうするだろう？なんてことも思わず考えてしまいました。若い子と一緒だといじめられるのかなぁ～とか、無視されるかなぁ～とか。いや、そもそも若い子がフツーに通う大学ではなく、社会人が多い夜学か土日に通える大学院にするなとか思ったりと、完全に自分を投入しておりました（おぃ）。

＃父兄ファッションならどん引きされるだろう！！！

とはいっても、大学に入り直すというのは、何かの転機にはなるだろうなぁ～とは思いました。ノラの場合は、高校の同級生チャ・ヒョンソク演じるイ・サンユンと教師と生徒という形で再会したことの方が大きい気がしますが、セクハラ教授に文句を言う辺りは、はつらつだった時代のノラですから。

そして、考え方というか気持ちが変わっていくことで、ノラは服装も学生っぽくなっていきます。そもそも、チェ・ジウは20代の頃とほとんど変わっていないので、メイクと服装変わったら、全然おばさんには見えないんですけどね。実年齢はチェ・ジウの方がはるかに上なのに、イ・サンユンとの年齢差があまり感じないというところもすごい。

そうはいいつつも、「2度目の二十歳」は、チェ・ジウの復活にはぴったりだったと思います。昔からいわれていた滑舌の悪さも、「2度目の二十歳」のすっとんきょうな役だとしっくりきますし。ちょっと抜けている感じにも、あの話し方、目をまん丸くする演技もぴったりで、キャスティングがうまくいった成功例かと。ただ、チェ・ジウって、貧乏でいじめられても底抜けに明るく頑張るという役が昔は多かったから、最初の方のおどおどした話し方には違和感ありあり。

で、個人的に好きなのはラストシーン。この終わり方はGood。「キルミー・ヒールミー」の終わり方に似ていましたが、「2度目の二十歳」の場合、こういう何気ない日常が大事というテイストがしっくりきます。