takakoです。
BS朝日で放映されていた「風が吹く」。ドフンの親友ハンソみたいな親友は、うらやましい限りです。ネタばれあるので、ご注意を。
認知症になったことを隠して、子供を作りたくないと言いはるドフン。子供が欲しいスジンは、ドフンに離婚を切り出すも、ドフンが応じないからと、ドフンに浮気をさせることを思いつく。ただ、偽の浮気相手をでっちあげることもできず、特殊メイクで別人になってドフンを誘惑することを思いつく。で、思い通りにドフンを誘惑し離婚。ただ、離婚後に妊娠していることに気づき、スジンは一人で育てていきます。
ここまでが前半で、メインストーリーはこの5年後。ドフンはヘルパーさんの助けを借りながら、一人暮らし。それも、結婚前にスジンが言っていたような庭付きの一戸建てで。そう、ドフンは5年間スジンのことを忘れていなかったのです。それどころか、会うことができない自分の娘アラムのために、虫歯にならないチョコレートの開発に勤しんでいたのです。ただ、皮肉なもので、そのチョコレートがきっかけで、ドフンはアラムと初対面。結局、スジンにもドフンがアルツハイマーであることがわかり、スジンはドフンとやり直して支えると。もちろん周りは大反対しますが、スジンの決心は揺らがないのです。
なんかすごいストーリーだなぁ~と思う反面、スジンが仕事をやめてドフンの介護に専念することができたのは、お金があったからできたこと。そうでなければ、あんな素敵なラストにはつながらない。そう思った瞬間、冷めました。ラストのドキュメンタリーは涙、涙の感動モノですが・・・。
「風が吹く」は、ドフンの選択も、スジンの選択も理解出きかなった上に、お金があるという前提が必要だと思うと、現実的ではないです。中途半端にリアルっぽいドラマが、一番困ります。
■キャスト
キム・ハヌル(イ・スジン役)
カム・ウソン(クォン・ドフン役)
キム・ソンチョル(ブライアン・チョン役)
キム・ガウン(ソン・イェリム役)