takakoです。
BSジャパンで放映されていた「青い鳥の輪舞〈ロンド〉」。ストーリー的には復讐に燃えるというパターンになってもいいのですが、復讐に走ることもせず、淡々と真っ向勝負をするので、ちょっと肩すかし。ネタばれあるので、ご注意を。
とにかくジワンはお人好しすぎるというのが、「青い鳥の輪舞〈ロンド〉」の全体像。正確に書くと、ジワンだけではなく、ジワン一家全員。ジワン父が亡くなったとき、ジワン父の借名口座のお金を全部盗んで、何もなかったかのように暮らしてきたヒョンド父のことを知っても、あの程度の騒ぎで済むんで。
まぁ、遊び人で怠け者だったヒョンドが、父の不正を知って、父に謝るように説得する辺りは、意外と真面目にまっすぐに育っているなぁ～とは思いましたけどね。働きもせず、親のすねをかじって遊びまくっていた道楽息子とは思えません（笑）。
それにしても、よくよく考えるとおかしいのは、ジワン父が亡くなった後、誰一人財産のことに気付かなかったのかなぁ～？という点。全部任せていて何も知らなかったという可能性はあっても、会社社長なら、弁護士に遺言を託していたはず。いくらジワン祖母、ジワン母が世間知らずといえども、ちょっと？？？という疑問は残ります。まぁ、こんな針の穴のようなところをつき始めたら、ドラマなんて成り立ちませんけどね。
で、結局のところ、「青い鳥の輪舞〈ロンド〉」って極悪非道人はいないんです。ヒョンド父はお金を盗んだという部分では極悪かもしれませんが、そのお金を使って会社を何倍にも大きくしているのは事実。ヒョンド父の不正を知っても何も責め立てなかったヒョンド母も、ウンスが養女だということをヒョンド父がウンスにばらしたことに対しては、それだけはやってはいけないことだと諭し、一緒に謝りに行こうと。あら、傲慢で嫌な奥様かと思ったのですが、人の道理だけはわきまえているんです。
ジワン祖母も、ウンスと血がつながっていないと知り最初は抵抗したのですが、受け入れるどころか、ウンスには一言も言わないようにとジワン母に口止め。ウンスの産みの母親が犯した罪を知っても、ウンスも、ウンスの妹も受け入れるし。ヨンジュ家族も、ジワン家がヒョンド父にされた仕打ちを知ってからは、積極的に手伝ってくれたりと、本当に真っ当ないい人たちばかりなのです。
裏を返すと、ドラマとしてはあまり面白みがないんですよねぇ～（遠い目）。私はドラマに非現実を求めているので、いい人たちばかりだと、突っ込めない！マクチャンドラマをとやかく言ってますが、大映ドラマシリーズ、昼ドラ好きとしては、突拍子のない展開の方がお好み（おぃ）。
#髪の毛はずっと気になっておりました（爆）。
50話を超える作品には、どろどろ、胸きゅん欲しいです。
＃対局の要求のような・・・。
■キャスト
イ・ジュニョク（キム・ジワン役）
チェ・スビン（ハン・ウンス役）
イ・サンヨプ（チャン・ヒョンド役）
キョン・スジン（カン・ヨンジュ役）
チェ・ミョンギル（ハン・ソニ役）
チョン・ホジン（チャン・テス役）
イ・ヘスク（チョン・スギョン役）
ソン・オクスク（オ・ミンジャ役）
チョン・ウォンジュン（カン・ジェチョル役）