takakoです。
BS11イレブンで放映されていた「金持ちの息子」。30代中盤のジフン君が20代って無理があるだろうと思ったのですが、意外や意外、ちゃんと20代に見えました。ネタばれあるので、ご注意を。
やっぱり視聴率は嘘つかないなぁ～と思わされたのが「金持ちの息子」。つまらないわけではないんですが、続きが気になって仕方がないともならない！62話もあると長丁場だから、途中で続きが気になってあらすじや動画探すんですが、そういう行動にはならず。平日毎日、素直に1話ずつ3ヶ月過ごせましたから（笑）。
で、なぜはまらなかったんだろう？と冷静に分析してみると、想像を絶する悪人も、ありえないだろうという位の善人もいないからだろうなぁ～と。あと、グァンジェとテイルが取り合いするヨンハも、そこまで魅力を感じなかったのもあります。ヨンハ役のキム・ジュヒョンではなく、ギョンハ役のホン・スヒョンならわかるんですけどねぇ～（おぃ）。おまけに、ドラマの序盤での映像からは、ヨンハがグァンジェに一目惚れだったので、韓国ドラマあるあるの三角関係とはちょっと違うのもひっかかったのはあります。
そして、グァンジェが金持ちから借金を背負った貧乏になったのも、テイルが悪いわけじゃないというのも大きい。テイルを育てたテイル父（実際は伯父）の策略の結果、借金を背負わされただけ。もちろん、テイルが自分たち家族だけは暮らしていけるようにと後処理をしたのにも関わらず、最終的にはグァンジェが遺産放棄しなかったんです。冷静に考えると、グァンジェが自ら選択して貧乏になったんで、グァンジェかわいそうという感情移入が起きないんですよねぇ～。
その代わり、お金持ちのボンボンで放蕩息子だったグァンジェが、底辺からはいつくばっていくサクセスストーリーと捉えれば、まぁまぁ楽しめるんですが、あっという間に成功しちゃって、できすぎ感ありあり。そのため、あれ？いつの間に？みたいな感じで、消化不良になる確率は高い。
ジフン君のファン以外には、オススメはしないかなぁ～。
■キャスト
キム・ジフン（イ・グァンジェ役）
キム・ジュヒョン（キム・ヨンハ役）
イ・ギュハン（ナム・テイル役）
ホン・スヒョン（キム・ギョンハ役）
イ・チャンヨプ（チェ・ヨン役）