野獣の美女コンシム 感想

takakoです。

BSジャパンで放映されていた「野獣の美女コンシム」。原題には「野獣の」という冠はなく「美女コンシム」なのに、なぜ「野獣の」なんだろう?という素朴な疑問がわきます。ネタばれあるので、ご注意を。

「野獣の美女コンシム」を見てあっぱれだと思ったのは、ナムグン・ミン。何しろ、「リメンバー~記憶の彼方へ~」とはまるで別人。悪役だけではなく、ラブコメのちょっとおとぼけな役もうまくはまっていて、すごいの一言。

そして、コン・シム役を演じたGirl’sDayのミナのかわいくなさも際立っていて・・・(おぃ)。おかっぱのかつらのせいで独特の雰囲気を醸し出していたとはいえ、最終回で見せた普段の髪型や服装でも、顔のパーツがいまいちなので、うーんと唸ってしまいました。ただ、ミナは、笑顔や全体の雰囲気で、かわいさを演出できていて、ある意味、整形でパーツを変えまくっているより好感度が高い!これもあっぱれ。

で、ストーリーの方は、最近この手のパターン多いなぁ~と。財閥の御曹司が記憶をなくし、貧しく暮らしているというもの。正確には、誘拐後に記憶をなくし、そのまま別人として生きてきたというものなんですが、なぜか最後には家族と再会し、ちゃんちゃん。

おまけに、ジュンピョの代わりに育てられたソク・ジュンスが、性格が良すぎて、26年前の誘拐事件の真相が判明。ジュンピョが見つからなければ、ジュンスが後継者として財閥を継げるのに、ジュンピョの育ての父を殺そうとした叔父、母の行動を正そうと、ダンテの計画に加わりますから。

コン・シムの姉コン・ミもまた、何だかんだ言って悪役になりきれず。妹の部屋を衣装部屋にし、屋根裏に追い出すとんでもない姉。財閥御曹司と知ってジュンピョに計算づくで近づくも、最後には自分の非を認めるんで。そう、「野獣の美女コンシム」は、悪役が悪役になりきれず、妙に肩すかし。人ってそんなに悪くなれないよねって感じで。

「野獣の美女コンシム」は、マクチャンドラマに疲れた人にはちょうど良いでしょう。私のように、マクチャンドラマ大好き人間には、物足りないですが・・・。

■キャスト
ナムグン・ミン(アン・ダンテ役)
ミナ Girl’sDay(コン・シム役)
ソ・ヒョリム(コン・ミ役)
オム・ジュワン(ソク・ジュンス役)

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