逆転のマーメイド 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「逆転のマーメイド」。マクチャン好きの私好みのドラマだったのに、邦題のせいで前回はパスしたのが悔やまれます。ネタバレあるので、ご注意を。

日々ドラマの場合、メインキャストが誰?となるのですが、「逆転のマーメイド」はミン・ヒョンジュ役のイ・シガンがわからず。調べたら、元祖新大久保アイドル「KINO」のメンバーだったとか。逆輸入パターンで、ドラマのメインキャストまで抜擢されるのはすごいなぁ~と。何しろ、逆輸入パターンって瞬間沸騰して終わりみたいな感じになること多い気がしていたので。実際、「逆転のマーメイド」以降も、ドラマにメインキャストで出演していますし。

で、肝心のドラマは、マクチャンあるあるをいろんな意味で裏切ってくれました。えぇ、糟糠の妻イェウンを捨て、金持ち女ファヨンを選択したジンソプも、ファヨンに騙されていますから!それどころか、イェウンはジンソプとファヨンへ復讐しようとしないし。お金持ちのイケメンヒョンジュがイェウンの後ろでそっと見守ってくれるというパターンはあるあるですが、ジンソプを手に入れた後も続くファヨンのイェウンへの嫌がらせは、マクチャンあるあるとはちょっと違う。おまけに、ファヨンの嫌がらせが、ちっとも致命傷にならない。毎回毎回、なんだかんだいってすぐに危機を回避するので、肩透かし食らうのは確か。

あと、今までの主人公像と違うのは、イェウンがとにかくたくましい。専業主婦で離婚されたら途方に暮れるというパターンとは違い、離婚を決めたら、いきなり工事現場で働き出す始末。道端でのり巻き売ったりと、生活力もあり。挙げ句には、大企業に入社して初の高卒チーム長にまで出世。ヒョンジュとの交際、妊娠、結婚と、意外とあっさり進むし。ある意味、ファヨンのおかげで、イェウンはすべてを手に入れたので、お礼を言うべきでは?と、ドラマ見ながら思ってしまいました(笑)。

そして、原題は「ハッピー・シスターズ」なので、もうひとりの主人公は姉のサンウンで、私は相変わらず二番手に肩入れ(笑)。イェウンとヒョンジュの話より、サンウンとジェウン夫婦の契約結婚が本当の結婚に変わるまでのサブストーリーの方が好みだったりします。特に、最初の頃は、イ・シガンの真っ直ぐすぎる演技が受け入れられなかったというのもありますけど。

何も考えずにマクチャンドラマを楽しみたいという私みたいなタイプには、「逆転のマーメイド」はおすすめです。あっ、嫁であるファヨンの姑と義妹いびりは、違う意味で楽しめましたが。えぇ、あんなに強い嫁は見たことありません。

■キャスト
シム・イヨン(ユン・イェウン役)
ハニョン(ユン・サンウン役)
オ・テギュ(チェ・ジェウン役)
カン・ソジュン(イ・ジンソプ役)
イ・シガン(ミン・ヒョンジュ役)
パン・ソヨン(チョ・ファヨン役)

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