赤い月青い太陽 毒舌感想

takakoです。

BS12 トゥエルビで放映されていた「赤い月青い太陽」。内容がとにかく重い!ネタばれあるので、ご注意を。

「赤い月青い太陽」というのは原題の通りで、ドラマの中で出てくる童話(?)のタイトル。この童話がかなーり怖いのですが、内容を聞いた瞬間、私は背筋が凍りそうに!15年くらい前にうなされていた私の悪夢にそっくりで・・・。まぁ、デジャブなんてよく起きる現象なんで気にする必要性はないんですが、「赤い月青い太陽」がとにかくおどろおどろしい感じがあるから気味が悪かったのは確か。

おまけに、キム・ソナといえば、「私の名前はキム・サムスン」が有名すぎるので、明るいイメージが強いですが、「赤い月青い太陽」のチャ・ウギョンはとにかく影がある役。その上、キム・ソナは身長が高い上に、派手な顔立ちではないため、余計に怖さを助長する。ウギョンには何か裏があるはず、と。で、その裏というか闇というのは、消された過去。そう、幼い頃の嫌な思い出を完全に消し去っていたのです。個人的には、嫌な記憶は忘れ、前に向かって進んだ方がいいと思うのですが、ウギョンは催眠療法で記憶を取り戻す選択をするんですよねぇ~。まぁ、記憶を取り戻す選択しなければ、ドラマにはなりませんが・・・。

前置きは置いておいて、ドラマの軸自体は、殺人事件。カン刑事が捜査する殺人事件に、なぜかウギョンがすべて関わりがあります。そのことで、カン刑事はばらばらの殺人事件を同一人物による連続殺人事件と捉え、ウギョンと一緒に解決していこうとします。その過程で、殺人事件の被害者はすべて児童虐待をしていたということが判明。それどころか、児童虐待をしていた人たちは殺されるべきだという正義感(?)で集まった人たち専用の匿名掲示板が、殺人事件の集中司令室だったのです。そして、殺人の実行犯は、ウギョンが勤務しているハヌル文化センターで用務員として働いているウンホであることまで突き止め・・・。で、これで終わりかと思いきや、ウンホがウギョンを人質にとり、カン刑事に撃たれたのに、終わらない。そう、「赤い月青い太陽」には伏線が!

「赤い月青い太陽」はおどろおどろしくて怖いですが、まったく予想がつかないストーリー展開という意味では秀逸です。スリリングなドラマが好きなら、どうぞ。

■キャスト
キム・ソナ(チャ・ウギョン役)
イ・イギョン(カン・ジホン役)
ナム・ギュリ(ジン・スヨン役)
エン+VIXX(イ・ウンホ役)

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