誘惑 毒舌感想

誘惑

takakoです。

BSイレブンで放映されていた「誘惑」。てっきり、海外で人気のある韓流スターをとりあえず使いました的な作品かと思ったら、意外や意外、面白かった。ネタバレほとんどありませんが、ご注意を。

今まで見てきたチェ・ジウって、どちらかというと貧乏な役が多く、貧乏な方が似合っているなぁ~というのが、「誘惑」を見た第一印象。濃いメイクに、自己主張が強い衣装に、妙に違和感を感じたんです。

チェ・ジウ

透明な肌を強調するような、薄いメイクの方が似合っていたんで、肌もこれでもか!というほど塗りまくっていると、何だかどん引き。特に、レグザ君は55インチもあるので、しわもはっきり認識しちゃうんです。年齢を重ねても変わらないことを強調するためには、濃いメイクにすると高画質テレビでは逆効果かと。

逆に、パク・ハソンがアジングループの奥様になってからも、自然な感じを貫いていたので、その対比が余計にうーんって思わされたのかもしれません。まぁ、パク・ハソンの方が大分年下ですが。

肝心のストーリーは、「隣人の妻」と同じ?と一瞬思うような展開。夫婦だったクォン・サンウが演じたチャ・ソックンとパク・ハソンが演じたナ・ホンジュが離婚し、ホンジュはイ・ジョンジン演じるミヌと再婚しますから。

ソックンとセヨンではなく、ホンジュとミヌの結婚は想定外のストーリー。というよりも、「誘惑」というタイトルから、セヨンがソックンを誘惑したけど、元さやで終了というシナリオを勝手に書いてしまっていたので、全然思ったストーリーと違って、番狂わせ。

大体、ソックンとホンジュの離婚もよくわからないし。妻が自殺までしてお金を捻出しようと考えたことから、ソックンだって、お金のために何でもしようと思うのはわからなくないんで。実際、ソックンはセヨンの仕事を手伝っていただけなんですが、いくらホンジュに連絡しても、ソックンの連絡を受けようとしなかったのはホンジュだし。

まぁ、当事者の気持ちなんてわかりませんが、客観的に見る限り、別荘に住み込みで隠し子の世話というホンジュの行動だって、理解できない。大体、隠し子の父親があちこち女を作っているような人ですから、夫だったら心配になるのは当然。

チャンスは1度だけ

ホンジュの行動には、相手を許すというか受け入れるのは、たった1度までというのがはっきり見て取れます。ソックンと離婚後、ミヌと再婚しますが、そのミヌに対しても許したのは1回だけ。ここまで徹底していると、一緒に暮らしている人は苦しくないのかなぁ~と、同情すらしてしまいます。ドラマ的には、ソックンとセヨンのハッピーエンド(?)で終わり、あまり後味は悪くないです。

で、私が一番「誘惑」の中で違和感を感じまくったのが、家族構成。イ・ジョンジン、ユン・アジョン、チョン・ヘソンの組み合わせ。3人とも「百年の遺産」に出ている!

イ・ジョンジン×ユン・アジョン×チョン・ヘソン

「百年の遺産」では、ユン・アジョンはイ・ジョンジンを追いかける役、「福寿草」ではチョン・ヘソンはユン・アジョン溺愛する祖母役。妙に記憶に残っているので、3ショットがおかしくて、おかしくて。役割も全然違うし、なかなかどうしたって感じです。

めちゃくちゃ面白いかと聞かれると、そこまでは・・・という感じですが、韓流スター使えばいいじゃん作品ではないので、その点は安心できます(おぃ)。

■キャスト
チェ・ジウ(ユ・セヨン役)
クォン・サンウ(チャ・ソックン役)
パク・ハソン(ナ・ホンジュ役)
イ・ジョンジン(カン・ミヌ役)
イ・ジョンシン CNBLUE(ナ・ホンギュ役)

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