神との約束 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「神との約束」。オ・ユナは、ナギョン役をよく引き受けたなぁ~と。ネタばれあるので、ご注意を。

ナギョンは親友ジヨンの夫ジェウクを誘惑し略奪婚。でも、ちっとも幸せそうじゃない。まぁ、ジェウクと結婚したことで、チョンジ建設の法務理事にまで上り詰めたから、目的は達成したのでは?と思ったら、ナギョンは本気でジェウク好きだったんですよねぇ~。ドラマを見続けるとわかるのですが、自殺しようとしたのを助けてくれたジェウクに一目惚れし、ひっそり追っかけてたんです。ふさわしい人間になろうと司法試験の勉強に明け暮れている間、親友ジヨンと結婚しちゃったみたいな!

フツーはここで諦めるのに、ナギョンは諦めない。いくら誘惑してもなびかないジェウクを落とすため、ジェウクの友人をつかい、妊娠までこぎつける。それどころか、妊娠をジヨンに暴露し、ジヨンに離婚を迫るというとんでもない悪女っぷり。ただ、同じく妊娠中のジヨンが、あっさり身を引きます。というか、ジヨンが離婚に応じたのでドラマが成立したとは言えるのですが、生まれる子供のことを考えなかったのか?と。おまけに、ジェウクはずっとジヨンのことが忘れられなかったみたいで、ナギョンさえいなければ、ジェウクも幸せだったはず(おぃ)。結局、自分が好きな相手と結婚さえすればすべて手に入ると思い込んだナギョンのせいで、ナギョン本人だけではなくジェウクも不幸だったのは間違いないでしょう。

一方、ジヨンはシングルマザーとしてヒョヌを育てていたところ、心優しいミノと出会い再婚。ナギョンとは違い、ジヨンは幸せな日々を暮らしているのは間違いなかったのですが、息子ヒョヌの白血病発症のせいで、運命が狂い始めます。そう、骨髄移植のため、ジェウクに助けを借りるしかなくなったのです。それどころか、ジェウクの骨髄もあわず、ジェウクとの子供を生むしか方法が!ただ、体外受精にはジェウクの妻ナギョンの同意が必要。腹黒いナギョンは、生まれた子をナギョンが産んだ子にする、一生会わないという条件をジヨンにつきつけます。ジヨンはヒョヌを助けるため、ナギョンの条件をのむのですが、月日が流れ、ヒョヌと弟ジュンソが偶然出会い、話がややこしい方向に。

ある意味、このややこしい部分が「神との約束」の核心。で、ヒョヌもジュンソもどちらもジェウクとジヨンの子供なので、ジェウクとジヨンが再婚すれば簡単じゃん!と思ったのは、私だけではないはず。というより、ジェウクはジヨンに未練たらたらだったし、ジェウク父は孫がどちらもジヨンの子供であるならば、それが一番だと思ってましたし。正直、ナギョンは悪事を働きすぎていたので、一ミリも同情の余地はなかったのですが、ジェウクがジヨンと再婚したらミノは?とは心配に。おまけに、ミノとジヨンの間には子供がいなかったし。まぁ、ミノも自分の立ち位置を知っていて一瞬引き下がりそうにはなっていましたが、ジヨンが離さなかった!そりゃ、あれだけ優しく理解がある旦那は、なかなかいません。ジヨン、偉いって感じです。

結局、韓国ドラマあるあるですが、悪女ナギョンがすべてを失い終了。その過程が、ちょっと他の韓国ドラマと違って先が読めなかったのは確か。というか、ナギョンがジェウクのお金目当てだった訳ではなかったということを最後の方で知り、驚きましたが。だって、略奪婚後のナギョンの言動からは、チョンジ建設のトップに立つことが目標に思えたので。もしナギョンの態度が違っていたら、ジェウクの気持ちもナギョンに傾いたのかなぁ~とか考えてしまいました。

略奪婚はうまくいかないという話を信じている人には、「神との約束」はスカッとします。

■キャスト
ペ・スビン(キム・ジェウク役)
ハン・チェヨン(ソ・ジヨン役)
イ・チョニ(ソン・ミノ役)
オ・ユナ(ウ・ナギョン役)

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