真心が届く 毒舌感想

takakoです。

テレビ東京で放映されていた「真心が届く」。トッケビコンビの共演ということで韓国で放映前には日本でも話題になっていたのですが、放送中の記事はあまり見かけなかったのも納得。ネタバレあるので、ご注意を。

「真心が届く」は、一言で書くと、女優と弁護士とのラブストーリー。ドラマを干された女優が、弁護士役を掴むため、法律事務所で期間限定の秘書として働き始め、最初は関係がぎくしゃくしていた担当弁護士と恋仲になり・・・という、わかりやすいったらわかりやすい内容。話数が短めの韓国ドラマにはよくある設定なので新鮮味がないのですが、「真心が届く」はトッケビコンビの再共演という点が他と違う。おまけに、トッケビの悲恋(?)とは違いラブコメ。

ただ、話数が短いラブコメの場合、とにかくアップダウンがないと面白くないのですが、「真心が届く」は恐ろしいくらいアップダウンがない(おぃ)。イ・ドンウクのかっこよさ、ユ・インナのかわいさを堪能するならありですが、さすがにそれだけだと足りない。イ・ドンウクの友人役でイ・サンウも出てますが、イ・サンウを共演に持ってくる意味ある?というくらい、良さが出ていない。だったら、もっと無名な俳優さんでもよくない?みたいな。

正直、イ・ドンウク演じるクォン・ジョンロクの口調が、始終堅いというのも疲れるというのもあります。実直な弁護士役なので仕方がないといえば仕方がないのですが、普段もその口調でずっと話し続けるので、感情移入するのがなかなか難しいんですよねぇ~。相手役のユ・インナ演じるオ・ユンソも、ジョンロクと会話するときは、ジョンロクの口調そのままで話しますし。話も単調なのに、話し方も単調なので、ハマりようがない。そのうち話し方が崩れるのかな?とも思いましたが、最後の最後まで口調は同じ。もちろん、ドラマの中で関わった事件には、世間を震撼させるようなとんでもない事件も含まれていましたが、その比重は意外と小さい。テレビ東京なのでカットされていた可能性もありますが、冷静に振り返ると、あらすじを読んだり、先の動画を見たりという行動をしなかったどころか、途中、1週間ため見でも問題なかったんです!

「真心が届く」は、トッケビコンビのケミを見たい、イ・ドンウク、ユ・インナのファンという方以外には、見なくてもいいのでは?と。途中で断念するとか、見なければよかったとかというレベルではありませんが・・・。

■キャスト
イ・ドンウク(クォン・ジョンロク役)
ユ・インナ(オ・ユンソ役)
イ・サンウ(キム・セウォン役)
ソン・ソンユン(ユ・ヨルム役)
シム・ヒョンタク(チェ・ユンヒョク役)

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