甘くない女たち~付岩洞<プアムドン>の復讐者~ 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「甘くない女たち~付岩洞<プアムドン>の復讐者~」。タイトルだけでどろどろ復讐劇かと思いきや、何ともかわいい復讐。ネタばれあるので、ご注意を。

財閥令嬢で政略結婚した主婦のジョンヘは、不妊で子供が産めません。後継者争いで優位に立とうと、夫は19歳の息子スギョムを突然連れてきます。愛人の子であるジョンヘはスギョムの存在を恨み、夫への復讐を誓います。そこに、夫の友人である大学教授の妻ミスクが、夫にDVを受けていることを知り、ジョンヘは一緒に夫に復讐しようと誘います。初対面でいきなり復讐しようと言われ驚いたミスクだったのですが、ジョンヘに呼び出されたカフェに行ってしまいます。カフェでは、息子のことで脅されていた鮮魚店の女主人ドヒが土下座している姿を目撃し、ジョンヘはドヒにも復讐しようと持ち掛けます。最初はとまどっていたミスク、ドヒですが、結局3人で復讐クラブを結成。さらに、3人の活動を知ったスギョムも加わり、4人でそれぞれの復讐相手に対して、かわいい復讐をしていくという活動が開始されます。

これ、マクチャンどろどろとは大違いの復讐劇。下剤を混ぜるとか、椅子に接着剤をつけるとか、漢方薬をすり替えて穏やかな性格に変えるとか。もう、何とも穏やか。ほほえましいレベル。でもでも、ほほえましいレベルだったのが、夫たちの不正を公にし、まさかの刑務所送りにしちゃうところがすごい。それどころか、今まではすべてを黙認しているだけだったジョンヘ、ミスクは新しい一歩を踏み出し、別の人生を歩んでいくのです。

「ハイクラス~私の1円の愛~」を見たときは、とうとうイ・ヨウォンの眼力も尽きたかと思ったのですが、「甘くない女たち~付岩洞<プアムドン>の復讐者~」を見る限り、やっぱり作品選びは確かだと思わされました。

■キャスト
イ・ヨウォン(キム・ジョンへ役)
ラ・ミラン(ホン・ドヒ役)
ミョン・セビン(イ・ミスク役)
イ・ジュニョン U-KISS(イ・スギョム役)

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