火の鳥 毒舌感想

火の鳥

takakoです。

BS11で放映されていた「火の鳥」。CMやBS11サイトでの紹介文から、捨てられた貧乏な男が成功してお嬢様に復讐する話?かと思いきや、大違い(笑)。ネタばれあるので、ご注意を。

2004年作品とはいえ、主演の一人であるイ・ウンジュって最近のドラマでは見かけないと思って調べたら、あの自殺した女優さんだったと。
#整形美人とは明らかに違う!

イ・ウンジュ

結局、自殺の理由ははっきりしていないのですが、当時、映画「スカーレットレター」でベッドシーンを強要されたためという噂があったのは確か。ただ、私は映画「スカーレットレター」を観ているのですが、ベッドシーンよりも役にのめり込みすぎて、精神疾患を煩ったのでは?と。そして、その「スカーレットレター」よりも前に撮影された「火の鳥」ですが、これも精神きたさない?と。強い人なら大丈夫でしょうが、もろい人だと、どんどん深みにはまっていく作品だと思えたのです。

イ・ウンジュが演じたジウンは、何不自由なく育ったお嬢様。一目惚れした貧乏学生セフンを追いかけ回し、身分が違いすぎるからと最初は振り向いてくれなかったセフンを自分に振り向かせるほどの行動力ある女性。さらに、両親に結婚を許可してもらうために、妊娠を思いつき、一人で妊娠しやすい日を調べ、友人に別荘を借り、準備万端。自分からセフンを誘惑し、見事に妊娠し、結婚。ただ、育った環境が違いすぎて、結婚生活がうまくいかず、挙げ句には流産してしまい、二人は離婚。このとき、セフンの方がジウンに土下座してまですがりついたのに、ジウンがあっさりセフンを振ってしまい・・・。

その後、ジウンの父が亡くなったことで会社は乗っ取られ、ジウン家は没落。家族を養うためにジウンは別人になり、ハウスキーパーとして働き始め、アメリカで成功して戻ってきたセフンと再会。てっきりセフンが自分を捨てたジウンに復讐するかと思いきや、こっそり裏で手伝うんですよねぇ~。そして、セフンはジウンへの封印していた感情がよみがえり、婚約者のミランと別れ、ジウンと歩き出そうとしたところ、ミランが銃撃自殺。この結末には私も絶句したのですが、ミランに銃撃自殺されて、セフンとジウンが一緒になれる訳もいかないですし。

で、「火の鳥」の流れが哀しすぎるなぁ~と思いながら、その後に「スカーレットレター」じゃ、精神きたすわと。もちろん、イ・ウンジュの自殺の理由は公表されてないので憶測ですが、ドラマを見る側でさえ、はまりすぎておかしすくなることもあることを考えると、演じていたらどうなるんだか・・・と恐ろしくなりました。ある意味、マッチャンドラマというありえないだろうくらいのドラマの方が、精神状態には悪くないのかもしれません。

■キャスト
イ・ソジン(チャン・セフン役)
イ・ウンジュ(イ・ジウン役)
エリック SHINHWA(ソ・ジョンミン役)
チョン・ヘヨン(ユン・ミラン役)

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