星も月もあなたへ 毒舌感想

takakoです。

年末年始でBS朝日での放映が休止中だった「星も月もあなたへ」。1週間も放映がないと続きが気になってしまい、動画で残りを見てしまいました。ネタバレありなのでご注意を。

「星も月もあなたへ」には全然期待せず、BS朝日の3時の枠はずーっと見ていたので、何となくだ撮り続けていました。で、時間ができ始めたので一気に見始めたら、どっぷり(笑)。序盤はのんびりテンポだったので、イッキ見というのが良かった気がしてます。

で、私が気に入ったのは、チェウォン役のソ・ジヘちゃん。チェウォンはドラマの役ですが、お金持ちに育ってもそのことを鼻にかけることもなく、天真爛漫でまっすぐ。一目惚れしたジヌと再会したときは、一人で舞い上がり、結婚予定の彼女がいると知って落ち込んだり・・・。

ジヌがその彼女から振られたと聞いてからは、こっそり猛アタック。とはいても、よくある押しつけがましい感じではなく、いつでもそっとそばにいるという感じで、見ていてほんわか。そんな温かい心のチェウォンにジヌも惹かれ、とうとう付き合う事に。

チェウォンがハンミダン食品の社長令嬢だとわかり、ジヌは一時期チェウォンを遠ざけるのですが、チェウォンが新聞を使った公開プロポーズという作戦に出て、ジヌを反対していたチェウォン母へも牽制。いや~、チェウォンはなかなかやります。

問題はここから。てっきり、結婚まで紆余曲折合って、チェウォン母が承諾するまでの話かと思ったら、チェウォン母が交換条件を出してきて、チェウォンは結婚するために母親の条件をのみ、二人は晴れて結婚。とはいいつつ、結婚までの間に、ジヌとチェウォンは家族の板挟みになって、毎日けんかが耐えないんですけどね。

そして、本当のドラマのスタートは、結婚してからだったんです。これ、「いとしのソヨン」も同じパターン。最近の韓国ドラマは、結婚後の大変さを描く事が多いなぁ~と。話数が日本のドラマと違って100話もあるからできることですが、結婚はゴールじゃないというのが共感できます。

もちろん、韓国ドラマお決まりの復讐というか陰謀というのもあるのですが、清く正しく生きているチェウォンには、結局、キョンジュは叶わないんですよね。大体、キョンジュはジヌと婚約したのに、あっさり捨てましたからね。そう、ジヌが手のけがで教授になりそこねたという理由だけで。あの時点では出世競争から外れたかもしれないけど、はっきり言って、「星も月もあなたへ」のジヌって、旦那としては完璧だと思うんですけどね。家族思いだし、疲れてても話の相談相手にもなってくれるし。あの父親から息子がこんなにまっすぐに育つというのが、びっくりだったりもします。

まぁ、最後はハンミダンの危機はハンギョンの自爆(裏金ばれ)ですべて解消され、ジンスはハン・ミニョクとして生きる事になり、チェウォン母にもやっと息子として受け入れてもらえ、ハンミダンの社長にもなり。

「星も月もあなたへ」は、なんかいろいろあったけど、そのいろいろあった事件のおかげで、本当に大切なものが何かを気づかされるというほっと心が温まるホームドラマでした。ハラハラドキドキはないんですが、韓国で視聴率が高かった理由がわかる内容です。

■キャスト
チョ・ドンヒョク(ソ・ジヌ役)
ソ・ジヘ(ハン・チェウォン役)
コ・セウォン(ハン・ミニョク役)
ムン・ボリョン(チャ・ギョンジュ役)

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