愛はぽろぽろ 毒舌感想

takakoです。

BS日テレで放映されていた「愛はぽろぽろ」。「がんばれ!クムスン」そっくりと思った人は私だけではないはず。ネタばれあるので、ご注意を。

途中まではとにかく「がんばれ!クムスン」にそっくりすぎて、笑うしかない。いくら10年近く経過したとはいえ、うーんって思ったのは否めません。ただ、回を追うごとに、「がんばれ!クムスン」と同じ設定への肉付けが絶妙で、最初の頃のおいおいってテレビに向かって突っ込んでいるのは、和らぎました。

肝心の肉付けは、
• ウヒョクの心臓移植
• サンチョルとチェリンを交えた三角(四角?)関係
• チェリン継母がパンウル生母
という部分で、現代っぽい感じではあります。特に、心臓移植については、15年前にはテーマにすらなかなかったはず。最近だと、心臓移植された人が、その前の持ち主に似るというのは、あるあるのテーマではありますけど。そして、三角(四角?)関係に至っては、「バリでの出来事」にちょっと似てるかなぁとは思いつつ、話の肉付けに上手に盛り込んでます。

ちなみに、ワン・ジヘが出演している「これが人生!ケ・セラ・セラ」と同時視聴していたため、不思議な感じだったのは否めず。だって、「愛はぽろぽろ」では、絶対味覚の持ち主で貧しいシングルマザー、「これが人生!ケ・セラ・セラ」ではすべて家政婦にやってもらう箱入り娘のお嬢様と、あまりにも違う役柄。もちろん役柄が違うので、服装だけではなく、話し方も違う、違う。そのため、ワン・ジヘって意外と演技上手かもというのが、見えてよかったのはあります。一方、相手役のカン・ウンタクは、どのドラマ見ても同じなんですよねぇ~。金太郎飴というか・・・。まぁ、役柄が似たような感じばかりからかもしれませんが、それがちょっと気になりました。

「がんばれ!クムスン」に設定が似過ぎなので、抵抗感がなくはありませんが、最後まで見ると、なかなか上手に肉付けしたなぁ~という脚本家の力量に感心させられます。

■キャスト
カン・ウンタク(パク・ウヒョク役)
ワン・ジヘ(ウン・パンウル役)
キム・ミンス(キム・サンチョル役)
コン・ヒョンジュ(ハン・チェリン役)

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