愛してもいいんじゃない毒舌感想

takakoです。

BSジャパンで放映されていた「愛してもいいんじゃない」。マクチャンドラマではないので起伏は少ないのですが、見れば見るほどミジュがむかつきます。ネタバレあるので、ご注意を。

嘘つき、ミジュ！！！

ジェミンが結婚したいと言うと、ミジュは別れたいと切り出します。ジェミンが無職で、経済的援助をしてもらえる両親がいる訳でもなく、現実を見るべきだと。これは真っ当な意見だし、その通りと思うんですが、問題はここから。

次にミジュがつきあい始めたのが、妹の紹介で知り合ったレストランオーナーハリム。ミジュはハリムが御曹司というのは知らないのですが、ハリムが外車に乗っている点や、ハリム妹ハギョンの持ち物を見れば、お金がある家の息子だとははっきりわかります。ただ、別れたジェミンがハギョンとつきあい始めようとしていると知ると、ミジュはジェミンを呼び出し、ハギョンと別れるようにと。

その後、ミジュはジェミンにハギョンと別れて欲しいと頼んでないと言うばかりか、自分の母の再婚相手がジェミン父だと知り、ジェミンには母の幸せのために自分たちのことは伏せて欲しいと言い出す始末。おまけに、ミジュはハリムとの結婚が決まった後は、ジェミンとハギョンにうまくいってほしいとか言うし・・・。

そう、「愛してもいいんじゃない」を冷静に見ていると、ミジュの発言の矛盾にはあきれ果てます。本人はお金より気持ちが重要だと言いながらも、ところどころに、金銭的打算が働いている部分がはっきり見えるんですよねぇ～。だって、子供たちの関係を考えて別れたジェミン父とミジュ母が再婚して、ドラマは終わったんですから。

ミジュはすべてを手に入れ、ジェミンはすべてを諦める

結局、ジェミンとハギョンの関係はあやふやなまま結末を迎えてます。誰かの幸せは、誰かの不幸というか犠牲の上に成り立っている、そのことを当の本人は自分のせいではなく、相手が悪いと思っているという何とも理不尽なことだけを教えてくれたドラマでした。

唯一の救いは、ハギョン役のシン・ダウンが、とにかくかわかいかったことです（笑）。