takakoです。
BSジャパンで放映されていた「応答せよ1997」。「太陽のあなた」の後枠だったので、そのまま録画し続け、土日でまとめてみたら劇ハマリ。で、調べてみたらケーブルテレビで放映されていた韓国でもすごい話題になった作品ということが判明。これだけおもしろければ、当然と納得。ネタバレあるので、ご注意を。
とにかく私が心惹かれたのが、チョン・ウンジちゃんの演技。最初、この子見たことあるなぁ～と思ったら、「その冬、風が吹く」に出てたわと。「その冬、風が吹く」でもいい味出してるなぁ～と思っていたのですが、そのいい味は、「応答せよ1997」に比べたら全然って感じです。
チョン・ウンジちゃんの釜山訛りと行動がかわいい、かわいい。行動も無鉄砲だし、思ったことをストレートに言うし、周りの目を気にしないし・・・。ある意味、うらやましいの一言。
そして、チョン・ウンジちゃんのかわいさだけではなく、「応答せよ1997」には共感ポイントがいっぱい。
その中でも、
◆追っかけ
◆1997年時代
というのは、大きなポイント。
韓国と日本と国が違っても、追っかけはみんな同じなんだなぁ～と。同級生同士で、応援している人が違うというだけでけんかする姿って、小学生の頃を思い出しましたから。あぁ、あったよ、そんなことみたいな。今思い返すとどうでもいいことで、お互いに牽制しあったことも、いい思い出です。こういうファン心理って、万国共通なんだなぁ～と。
あと、ケータイじゃなくポケベルでの連絡というのも懐かしい。ケータイが普及して、待ち合わせ場所が曖昧になったなぁ～、駅にあった行き先掲示板はどこに行ったんだろうなんて思っていたりもしたので、ちょっとアナログチックが、とにかく懐かしく・・・。
こういった細部のエピソードに共感という感情をしっかりと埋め込み、ストーリー自体は、2012年と1997年をいったりきたりするという斬新な作り。おまけに、2012年の同窓会ではシウォンが妊娠中なんですが、旦那がテウンなのかユンジェなのか、最後までわからない作りになっていて、やきもきさせられるんですよね。これ、本当に斬新で、日本でリメイクしても受けるのでは？と本気で思いました。
その後、「応答せよ1997」は、普段バラエティを作っているスタッフによって制作されたと知った時、なるほど！と。結局、同じ場所、同じことばかりやっていても、新しいアイデアはうまれないなぁ～ということを教えられました。
文字で伝えるのは難しいのですが、ドラマの作り自体が斬新なので、本当にオススメです。
■キャスト
チョン・ウンジ（A Pink）（ソン・シウォン役）
ソ・イングク（ユン・ユンジェ役）
ホヤ（INFINITE）（カン・ジュニ役）
シン・ソユル（モ・ユジョン役）
イ・シオン（パン・ソンジェ役）
ウン・ジウォン（元ジェクスキス・リーダー）（ト・ハクチャン役）
ソン・ジョンホ（ユン・テウン役）