嫉妬の化身～恋の嵐は接近中!～毒舌感想

takakoです。

BS-TBSで放映されていた「嫉妬の化身～恋の嵐は接近中!～」。ドハマリして、韓国ドラマが好きな人には、会うたびに布教活動していたくらい（笑）。ネタばれあるので、ご注意を。

コン・ヒョジン演じるピョ・ナリは、契約のお天気キャスター。同じテレビ局に勤務するチョ・ジョンソク演じる記者イ・ファシンに一目惚れし、3年間、片思い。まぁ、ナリの行動がストーカー並だったので、局内の人はみんな気付いている状態。そんなナリに業を煮やしたファシンが、他の人たちがいる前で、ナリをこっぴどく振ります。

それから3年。バンコクに飛ばされたファシンの撮影（？）のために、ナリはプロデューサーと一緒にバンコクに行きます。その飛行機の中で、隣の席に座っていたのがコ・ギョンピョ演じる財閥御曹司コ・ジョンウォン。飛行機ではしゃぐナリと何気なく会話したことで、ジョンウォンはナリのことが気になり始めます。

その後、帰国したファシンはナリがあまりにも乳がん検査を勧めるため、検査受診。その結果、乳がんであることが判明し、手術のために入院することに。同じく、別の手術で入院していたナリと同じ部屋だったことで、ファシンはナリに乳がんであることを知られてしまいます。

そんな中、今までは眼中になかったナリのことが何だか気になり始めたファシンは、ナリを親友ジョンウォンに紹介。二人が付き合い始めると、ファシンはナリが好きだったことに気付きます。手遅れだと気付いたファシンはナリを諦めるために、ジョンウォンに自分の気持ちを吐露。ですが、我慢ができないファシンはどんどん嫉妬に狂っていき、ナリに告白。ファシンとジョンウォンのどちらも選べないと、ナリは二人とは別れると宣言。すると、ファシンはまだ何も始まっていない、二股を公認するとまで言いだし・・・。

とにかく、コン・ヒョジン、チョ・ジョンソクの演技が最高。お互いが一度は相手に片思いをし、嫉妬に狂い、両思いになるまでの過程で、どんどん表情は行動が変わっていきますから。

特に、

・嫉妬に狂って屋上で奇声を発するシーン
・ナリがファシンの気持ちを受け入れくれたと感じ、そわそわする病院のロッカーシーン
・ナリがファシンとヘウォンに嫉妬していると気付いて歓喜するシーン

など、挙げたらきりがないくらい、記憶に残るシーンばかり。

ラブコメの女王と呼ばれ、相手俳優を輝かせる点ではピカイチのコン・ヒョジンの七変化演技はわかっていたのですが、「キング〜Two Hearts」で妙にひっかかるなぁ～と思っていたチョ・ジョンソクは、ミュージカル俳優出身だったので、あの演技力だったのか！と納得。実年齢が唯一離れているコ・ギョンピョも、並んでも違和感ない感じでバランスも良かったですし。

そして、ナリとファシンが両思いになって、ちゃんちゃんかと思いきや、そこでドラマは終わりません。付き合い始めてからも、問題が発生し続けます。結局、二人で問題を乗り越え、ハッピーウェディング。でも、フツーの結婚敷ではありません。新郎が歌手PSYのヒット曲「芸能人」にあわせ、歌って踊りますから。最後の最後まで、予測不能な展開でした。