takakoです。
BSイレブンで放映されていた「大丈夫、愛だ」。コン・ヒョジンが主演しているドラマはどれも高視聴率になりますが、今回も納得。ネタバレあるので、ご注意を。
「大丈夫、愛だ」を最初に見たとき、コン・ヒョジンが茶髪に濃い化粧で違和感ありあり。この違和感は、なぜか最終回まで消えず、コン・ヒョジンって自然な感じの方がいかに似合っていたのか!ということを改めて感じさせてくれました。
そして、普段なら大きいと思う172センチのコン・ヒョジンの身長。インソン君と並ぶとぴったり♪最終回で、二人がジーンズ姿でデートを楽しんでいるシーンがあったのですが、完全に二人の世界。おまけに、イ・グァンスも身長が高いので、全体的に絵になっているなぁ~と。
肝心のドラマは、よく練られたストーリーだなぁ~と。インソン君が演じたジェヨルも、コン・ヒョジンが演じたヘスも、幼い頃の出来事がトラウマとなって、心をゆっくりとむしばんでいる。ただ、ヘスは自分が病んでいることも、その原因もわかっているのに、ジェヨルは自覚症状なし。それどころか、トイレじゃないと眠れないという問題によって、モテてもモテても長続きせず。そんなジェヨルの状態を驚きもせず理解してくれたヘスを、ジェヨルは本気で好きになっていきます。
とはいっても、自覚症状があるとは言え、母親の不倫がトラウマになっているヘスにとって、恋愛自体が病気の出現をさせてしまうもの。ジェヨルと近づけば近づくほど、遠ざけようとするのですが、ヘスもジェヨルを本気で好きになってしまい・・・。
で、この「大丈夫、愛だ」は、単なるラブストーリーとは一線を画していること。登場人物が抱えている闇を、真っ正面から治療しようと画策。ただ、精神的な問題は、本人の自覚も重要ですが、なかなか難しい。薬で治る話ではありませんから。もっと言うと、薬の副作用も深刻だったりします。そのときは問題ありませんが・・・。あと、原因を突き止められるかどうかというのも、重要な治療ポイント。医者と患者の信頼関係がどれくらいかに依存しますけどね。
その点、「大丈夫、愛だ」は、精神科医とそれ以外の人たちという構成なので、信頼関係は築けていたというのはあります。それでも、ジェヨルはガンウが実在しないということを認めようとはしませんでしたが。ジェヨルが自分が病人であると認めるというか気付くまでの葛藤は、周りのサポートがあったからこそできたんで。正直、話数が短い割には、よくあれだけの人間の心の動きを出せたなぁ~というのが、私には驚きです。脚本がよくできているということでしょう。
やはりコン・ヒョジン主演ドラマに間違いはありません。そして、「大丈夫、愛だ」でのコン・ヒョジンの表情は、恐ろしいくらいかわいかったです。
■キャスト
チョ・インソン(チャン・ジェヨル役)
コン・ヒョジン(チ・ヘス役)
D.O EXO(ガンウ役)
イ・グァンス(パク・スグァン役)
ソン・ドンイル(チョ・ドンミン役)
ヤン・イクチュン(チャン・ジェボム役)
チン・ギョン(イ・ヨンジン役)
イ・ソンギョン(オ・ソニョ役)