別れが去った~マイ・プレシャス・ワン~ 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「別れが去った~マイ・プレシャス・ワン~」。最初の数話は?でしたが、最後まで見てよかった作品。ネタばれあるので、ご注意を。

大学生のヒョは、同じく大学生の彼氏ミンスの子供を妊娠。ミンスに打ち明けるも、中絶してほしいと頼まれ、ヒョはミンス母ヨンヒの元を訪れます。ミンス母に妊娠のことを相談するためかと思いきや、出産までの間、居候させてほしいと。想定外の展開に驚きますが、それ以上に、ミンス母の姿も驚くしかない状態。家に完全に引きこもった状態で、とても人が住んでいるとは思えるような家ではない。そんな状態にも関わらず、ヒョはミンス母の家に居座り、勝手に生活を始めます。ですが、最初はうっとうしがっていたミンス母も、だんだんとヒョのことが気になり始め、気づいたら母娘のような関係に!それどころか、ほとんど外出すらしなくなっていたミンス母がどんどん外に出始め、バリキャリだった頃のような活動的な人に戻っていくのです。

正直、最初の展開は???という感じだったのですが、見れば見るほど、奥が深いドラマだなぁ~と思わされたのが「別れが去った~マイ・プレシャス・ワン~」。特に、周りから中絶を勧められても、ヒョは頑なに生もうとする。実際、母体への影響があるかもしれないという診断が下った時にさえ。ただ、「別れが去った~マイ・プレシャス・ワン~」は、ヒョが出産をするまでの過程というより、ヒョの妊娠がきっかけで関わった人たちが、どんどん変化していくというのが一番大きい。たとえば、ミンス父サンジンの浮気相手セヨンの母親とか。孫のためにとミンス母の家に乗り込んで、離婚してほしいと懇願するのですが、最後は関係が悪化していた娘セヨンと和解しますし(笑)。どう考えても、ヒョと関わったからなんですよねぇ~。

逆に、「別れが去った~マイ・プレシャス・ワン~」は、ヒョ父以外の男性陣がダメダメ。特に、ミンス父サンジンと、ミンス。ミンスはヒョの妊娠で逃げ腰になるし、サンジンは浮気相手のセヨンからも下に見られていたし(笑)。ある意味、この父にしてこの息子ありでしたが!そうそう、サンジンの部下は、どうしてあんなにこき使われてもサンジンと一緒に行動していたのかは、最後まで疑問でした。

「別れが去った~マイ・プレシャス・ワン~」は、人は誰と関わるかで大きく変わるということを教えてくれます。見ないと良さがわからない作品です。

■キャスト
チェ・シラ(ソ・ヨンヒ役)
チョ・ボア(チョン・ヒョ役)
チョン・ヘヨン(キム・セヨン役)
イ・ソンジェ(ハン・サンジン役)
ジュン+U-KISS(ハン・ミンス役)

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