元カレは天才詐欺師~38師機動隊~ 毒舌感想

takakoです。

BSフジで放映されていた「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」。ソ・イングク主演の「ショッピング王ルイ」と同時期に見ていたのですが、個人的には「ショッピング王ルイ」のソ・イングクの方がいいです。ネタばれあるので、ご注意を。

事前情報なし、「元カレは天才詐欺師?〜38師機動隊〜」というタイトルだけで見始めたところ、いつまで経ってもラブコメっぽいティストにならず。あれ?と思って検索したら、日本語タイトルおかしいだろう!という突っ込みがあちこちで。

確かに、原題の「38師機動隊」のままでは、日本人には全く通じないのはわかりますが、いくらなんでもこれ酷すぎるだろう・・・というレベル。タイトルでラブコメだと思い込んでいたため、「OCNドラマ史上、最高視聴率を更新!」というキャッチコピーがあっても、ヘ?という感じ。面白おかしい、軽めタッチを期待していたので、ちっとも軽くなく、はらはらするドラマ展開に、ついていけないという感じ。

それどころか、タイトルやポスターからは、少女時代スヨンがソ・イングクと絡むヒロインのようにもとれるのですが、そこまでの絡みもなし。ドラマの内容自体が悪くなくても、このギャップが埋まらず、最後まで残念なドラマになってしまいました。

で、肝心のドラマは、ソ・イングク演じるジョンドが、自分の母を死に追いやった人物たちへの復讐のため、マ・ドンソク演じる公務員ペク・ソンイルに近づくところから始まります。

仕組まれていたとは知らず、ソンイルはジョンドと出会ったことで、未納税者に詐欺を働き、奪ったお金で納税させる計画に加担します。ジョンドは仲間を集め、次々と詐欺を働いていきます。ソンイルもまた、どんどん詐欺にはまっていき、自ら詐欺の方法まで考え出す始末。ですが、未納税者の中でも最大級の悪質な未納税者には、詐欺を働いていたことを見破られ、逆に罠にかけられてしまいます。その結果、ジョンドは一人罪をかぶり、刑務所へ。

ただ、ジョンドが刑務所にいる間も、ソンイルは自分たちに罠をかけた大物を捕まえるために、着々と準備を進めていたのです。表向けは大人しく気力がないそぶりを見せ、タイミングを見計らっていただけ。そして、ジョンドが出所するや否や、仲間たちをまた集め、新しい詐欺を働く計画を立てます。

結局、最初の計画は見破られてしまうのですが、今回はジョンドもソンイルも、もう1つ別の計画を同時に実行しており、彼らが勝ちます。でも、この勝ちには痛い代償が・・・。そう、ジョンドが自ら逮捕されることで、すべてのシナリオの証人となるのです。さすがに、このシナリオはソンイルも知らされておらず。そう、ジョンドが復讐のために選んだ道だったのです。

やっばりストーリーを書いても、スヨンの絡みはない。全く出番がなかった訳じゃなかったのですが、大枠ではないのは確か。

久しぶりに、日本語タイトルのせいで、ドラマの評価が大幅ダウンしてしまった残念なドラマです。えぇ、つまらなかった訳ではないのですが、最初の思い込みとのギャップを埋められずに終わったのが、大きすぎました。

■キャスト
ソ・イングク(ヤン・ジョンド役)
スヨン 少女時代(チョン・ソンヒ役)
マ・ドンソク(ペク・ソンイル役)

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