優しい魔女 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「優しい魔女」。イ・ダヘでも完走しました!ネタばれはあまりないと思うのですが、ご注意を。

濡れ衣を着せられた警察官の父の死によって、ドヒは、信じられるものはお金だけというお金の亡者になってしまいます。主席で大学に合格した姉ソンヒに大学進学を諦めさせ、ドヒは自分だけが大学に行き、CAになります。その後、ソンヒもCAに合格するのですが、その夢すらドヒに邪魔され、諦める羽目に。その後、生活力のない夫チョンデの代わりに、ソンヒはアルバイトに明け暮れながら、娘チョロンを育てる平凡な主婦(?)として暮らしています。ですが、大怪我をしたドンヒがソンヒ家にやってきて、怪我が治るまでの間、自分の代わりをしてほしいと頼まれます。お人好しのソンヒは、ドヒの怪我が何者かに狙われたと気づき、犯人探しをすることに。その結果、想定外の出来事に遭遇し始め・・・。

そっくりな人に出会ったら、実は生き別れの双子だったというパターンは、韓国ドラマあるあるですが、双子が最初からわかってて入れ替わったパターンは、初めてな気が。ただ、一卵性双生児なのに、ここまで性格が違うというのはびっくり。ソンヒはお人好しすぎるし、ドヒは欲望の塊だし。おまけに、ドヒみたいな役なら、お騒がせのイ・ダヘにぴったりと思ったのですが、さすがは女優。お人好しソンヒは意外とイ・ダヘにまっていて、途中でリタイアすることなく完走。

正直、「優しい魔女」のドラマの内容自体はできすぎ感ありすぎましたが、ドラマなんでありえない設定でちょうどいい。大体、CAの仕事をしたことがないソンヒが、ドヒと入れ替わってフライトするなんて、いくら考えても無理すぎ。フツーのお仕事ならまだしも、CAですから。もちろん、初めての経験なのでドタバタしますが、そのおかげ(?)で、ソンヒはウジンと出会いますし。それどころか、ソンヒの天然(?)な行動が、独身主義者で、欲望(?)を消すためのヨガまで専用部屋で行っていたウジンの心をかき乱し、とうとうウジンを覚醒させちゃいますから。でも、面白いのは、あれだけ頑なに独身主義と言っていた人の方が、タガが外れた瞬間、恋愛どころか結婚一直線になるんだなぁ~と。

ただ、ソンヒが変えたのは、ウジンだけではない。テリの弟でドラ息子だったテヤン、後輩のCAたち・・・。周りをどんどん巻き込み、飲み込んでいきます。実際、私の周りにも天然で人が良いだけの人がいますが、性格が良いと、仕事できなくても憎めず、結局、手伝っちゃう。「優しい魔女」の中では、ソンヒの娘チョロンがまさにその手伝っちゃう役割。娘なのに、母親よりしっかりしてて、おいおいって思っちゃいますが、私もそうだったなぁ~と。友人も全く同じパターンで、しっかりしていない母親を持つと、子供がどんどんしっかりして、子供らしくないと言われ続けます。でも、「優しい魔女」はどう考えても、チョロンが大きな役割を担っているのは事実。というより、チョロンがかわいくて見続けたのかもしれません。

内容的には「優しい魔女」は見て見て!という感じはありませんが、リュ・スヨンの精神修行(?)シーンは大笑い必死なので、そこだけは見る価値あります。

■キャスト
イ・ダヘ(ソンヒ/ドヒ役)
リュ・スヨン(ソン・ウジン役)
アン・ウヨン(オ・テヤン役)
ペ・スビン(ポン・チョンデ役)
ユン・セア(オ・テリ役)
シム・ヒョンタク(チェ・ガンミン役)

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