傲慢と偏見 毒舌感想

傲慢と偏見

takakoです。

BS朝日で放映されていた「傲慢と偏見」。韓国で放映されていたときに評判が高かっただけあって、なかなか面白い!というより、日本のドラマでも、こういった脚本は受けると思うのですが、なぜ出てこないんだろう?と思わされてしまいました。ネタバレあるので、ご注意を。

ドラマのストーリーもさることながら、ク・ドンチ役のチェ・ジニョクはかっこいいし、ハン・ヨルム役のペク・ジニはかわいい。特に、ペク・ジニって、何度見ても、パーツ一つ一つはそれほど整っていないし、美人という顔でもないんですが、全体のバランスが人を引きつける顔だなぁ~なんて、ドラマを見ながらついつい思ってしまいました。

ただ、主演のチェ・ジニョク、ペク・ジニよりも、「傲慢と偏見」でのキーパーソンはムン・ヒマン役のチェ・ミンス。

チェ・ミンス×チェ・ジニョク

見た目もさることながら、あの独特の話し方が、怖い、怖い。「傲慢と偏見」のスパイス的な役割を担っているなぁ~と思わされたりします。さらに、ムン・ヒマンは、ドラマにとって重要な15年前のヨルム弟殺害事件について知っている人でもあり、ドラマ全体のストーリーの裏を担っているということもあって、発言や行動が気になるって仕方がありませんでした。

で、そのストーリーの裏というのが、ある企業によって、検事までもが操られていたというもの。その参謀が最後の最後までわからない有様で、誰もが騙されてしまうという展開。実際、15年もの間、ムン・ヒマンですら騙されていたんですから。いやはや、ミステリー好きにはたまらない展開です。

とはいっても、最後には法廷で謎解きは行われ、一件落着かと思いきや、ムン・ヒマンは殺されてしまいます。うーん、あの時点で殺すとなると、ムン・ヒマンが法廷で話していたことが正しかったと認めることになる気がするのですが・・・。それどろこか、謎は謎のまま終わったのが残念。

◆主犯はなぜ名前を偽装していたのか
◆誰も主犯の正体を知らずに命令に従っていたのか
◆そもそも主犯の本当のバックグラウンドは?

などなど、挙げるときりがありません。その答がわからないまま、何だかハッピーエンドみたいな展開で終わっていて、あれ?みたいな肩すかしをくらいます。まぁ、BS朝日では相当カットされているというのもあるでしょうが、何だかすっきりしません。

途中まで、ハラハラどきどきさせてくれたことを考えると、「傲慢と偏見」は後味の悪いドラマでした。

■キャスト
チェ・ジニョク(ク・ドンチ役)
ペク・ジニ(ハン・ヨルム役)
チェ・ミンス(ムン・ヒマン役)
ソン・チャンミン(チョン・チャンギ役)
イ・テファン 5urprise(カン・ス役)

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