今日、妻やめます~偽りの家族~ 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「今日、妻やめます~偽りの家族~」。BS11のポスターと邦題から、マクチャン愛憎劇だと思ってたら、ホームドラマでびっくり。ネタばれあるので、ご注意を。

原題「お膳立てする男(食事を用意する男)」が、「今日、妻やめます~偽りの家族~」というマクチャン愛憎劇っぽいタイトルになったのかわかりませんが、「今日、妻やめます」という部分については、ドラマを見れば、嘘偽りない内容ではあります。そう、「今日、妻やめます~偽りの家族~」では、主人公ルリの両親が、最近はやり(?)の「卒婚」するというのもテーマの一つなんで。というより、ルリ父に、ルリ母はよく耐えてたわ・・・と感心します。あんなに暴言ばかりの旦那、私ならとっくに離婚を選びます。ただ、ホームドラマなので、ルリ家とテヤン家のそれぞれの家族たちの物語も同時に進んでいきます。私は相変わらず、主演のルリとテヤンより、ルリ兄のソウォン、ソウォン妻ヨンジュ夫婦のストーリーの方が好きでしたが・・・。

で、このソウォンとヨンジュの結婚は、ヨンジュの一目ぼれから始まります。成金母のおかげとはいえ、ヨンジュは結婚後もソウォンに尽くします。でも、ヨンジュ家のマスオさんであるソウォンは息苦しさを感じ、別室を借りる始末。ソウォンがいつ離婚を切り出してもおかしくない状態だったのに、ソウォンの婚外子ハンギョルの出現で状況は一転。結局、ハンギョルはソウォンの実子ではなかったのですが、ハンギョルの件でソウォンが別人のように変わり、ヨンジュとラブラブに。まぁ、あれだけ明るくかわいいソ・ヒョリムを無下に扱っていたのが不思議で仕方なかったんですけどねぇ~。ちなみに、ソ・ヒョリムは、母親役のキム・スミの息子と結婚しました。

そうそう、どろどろの愛憎劇ではありませんが、韓国ドラマあるあるの家族間の因縁は「今日、妻やめます~偽りの家族~」でもあります。というより、相当複雑(笑)。ヨンジュ母の義理の息子がテヤンの生物学上の父親。もちろん、テヤン父は息子がいるとは知らず、テヤンも父親のことは知らなかったので、明るみになった時点でおおもめ。そこに、ヨンジュ母が置き去りにした義理の息子がテヤン父だとわかるまでにも紆余曲折あります。ただ、この二人を結びつけたのがルリ父。暴言ばかり吐くとんでもない人だと思っていましたが、役に立つじゃん!と。というより、卒婚後、ルリ父まともになっていきます。

邦題だけ見て避ける人もいそうですが、そこまでの悪人もいない「今日、妻やめます~偽りの家族~」は、いろんなことを経験することで人は変わっていくんだというのを、追体験させてくれるドラマです。

■キャスト
チェ・スヨン(イ・ルリ役)
オン・ジュワン(チョン・テヤン役)
キム・ガプス(イ・シンモ役)
キム・ミスク(ホン・ヨンヘ役)
シム・ヒョンタク(コ・ジョンド役)
イ・イルファ(チョン・ファヨン役)
パク・チヌ(イ・ソウォン役)
ソ・ヒョリム(ハ・ヨンジュ役)

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