世界で最も美しい別れ 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「世界で最も美しい別れ」。タイトルだけだとわかりませんが、ホームドラマ。ネタばれあるので、ご注意を。

平凡な専業主婦のインヒは、医師の夫ジョンチョル、未婚でキャリアーウーマンの娘ヨンス、浪人中の息子ジョンス、姑との5人家族。ただ、病院を潰したことで勤務医となった夫ジョンチョルとはぎくしゃくした関係、娘は不倫中、息子は三浪の上、姑は認知症と、表には見えない問題だらけ。そのため、ちょっとしたことでもいさかいが絶えないのですが、インヒが末期がんであることが判明。ジョンチョルがその事実を知り、友人の医師から、他の家族にも別れの準備をする時間が必要だと諭され、家族に打ち明けることに。

もちろん、インヒの余命を知らされた家族は、別人のようになります。それどころか、インヒが自分のことより姑のことを気にし、状況を把握できない姑が暴れるため、とうとう息子であるジョンチョルが自分の母親を部屋に閉じ込めてしまうのです!正直、閉じ込める方も心苦しいでしょうが、あの状況では仕方がない。何とも切ないシーンです。

そして、家族はインヒのために家族旅行に行ったり、新居の準備をするのです。そう、インヒがいつか住もうといろいろ計画していた家があったのですが、その新居で住めるようにします。いつかのために準備していても、いつかなんて来ないんで。引っ越せるなら引っ越した方がいい。入居まで1年待っている間に母が亡くなった身としては、実感です。

話数は短いですが、「世界で最も美しい別れ」は明日は来ないかもしれないということを、突き付けてくれるドラマです。オススメです。

■キャスト
チェ・ジウ(インヒの娘ヨンス役)
ミンホ+SHINee(インヒの息子ジョンス役)
ウォン・ミギョン(母インヒ役)
ユ・ドングン(インヒの夫ジョンチョル役)
キム・ヨンオク(インヒの姑役)

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