レディの品格 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「レディの品格」。原題「ワーキングママ育児パパ」が、どうしたら「レディの品格」になるのか、まったくもって疑問。ネタばれほとんどありませんが、ご注意を。

主人公イ・ミソ役のホン・ウニって見たことないなぁ~と思ったら、ユ・ジュンサンの奥さんかぁ~!と。若い頃に結婚して子供生んで、確かほとんどドラマに出ていなかったはず。調べてみたら、「レディの品格」が本格的な復帰作みたいで。途中から、「悪い刑事~THE FACT~」にも出てる!とは思いましたが。で、おしどり夫婦なのは、ユ・ジュンサンがカメオで出ているのでもわかります。ミソに片思いしたのにジェミンと結婚したことを恨み、やたらと意地悪する役で(笑)。そういえば、「棚ぼたのあなた」でユ・ジュンサンが共演したキム・ナムジュも、旦那のキム・スンウが必ずカメオで出演するみたいで、こういう仲良しさんたちは見てて良いなぁ~と。

で、ドラマの方は、とにかくかわいい(おぃ)。一応、イェウンがミソに意地悪したり、キム次長、オ本部長などの陰謀などもあるっちゃあるんですが、マクチャンドラマ見すぎているおかげで、本当にかわいいレベル(笑)。横領に、ペーパーカンパニーがかわいいってどう?とも思いますが、この程度で目くじら立てたら、ほとんどの韓国ドラマは見れませんから。なので、男性の育休、主夫、子育て問題を、疑似体験するという風にとらえると、いいかもです。ただ、個人的には、ワーママや、育児パパが置かれている状況がちょっと哀れで・・・。えぇ、私が勤めている会社だと、産休、育休、時短は当たり前なので、そんなことあるの?と逆に驚きました。裏返すと、独身へのしわ寄せは半端ない。ドラマを見ながら、なぜ逆差別がテーマにならないんだろう?と不思議でたまりません。

あと、個人的にお気に入りなのが、ジェミン母。最初はとんでもない姑だと思ったのですが、ミソが第2子を出産してから、実はいい人だということが判明。心は温かいし、思いやりもある。時々しか関わらないと、その人の本当の良さってわからないんだなぁ~と。そして、ドラマの中で一番別人になったのは、ウンソルパパでしょう。最初は横暴な暴君で、いくら経済力があってもよくこんな夫に我慢してるなぁ~と思ったら、ウンソルママも途中から反旗を翻し、戦いますから。結局、ウンソルママもウンソルも、ウンソルパパの顔色ばかり伺って、自分たちの本音を話せなかったのがいけないんですが、少しずつ歩み寄って、仲良し家族に。ドラマを通して別人になっていくさまを疑似体験できるのは、120話と長丁場のドラマの醍醐味だったりします。

「レディの品格」は、男性の育休という日本でも何かとニュースになるテーマを扱い、ドラマを通して、登場人物たちが成長していくさまを疑似体験できます。気軽に見るにはぴったりです。

■キャスト
ホン・ウニ(イ・ミソ役)
パク・コニョン(キム・ジェミン役)
ハン・ジサン(チャ・イルモク役)
オ・ジョンヨン(チュ・イェウン役)

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