ヨンパリ~君に愛を届けたい~ 毒舌感想

takakoです。

BSイレブンで放映されていた「ヨンパリ~君に愛を届けたい~」。キム・テヒが女優として認められた(?)と言われた作品だったのですが、見て納得。ネタばれあるので、ご注意を。

女優としての評価がいまいちだったキム・テヒ。個人的には、「天国の階段」での意地悪役はあっていたと思うのですが、「ヨンパリ~君に愛を届けたい~」を見て、やっぱり冷たい役を演じたからか!と納得。冷徹なヨジン役の演技なら、ぴったり。これは私の勝手な感想ですが、無理にキャラの幅を増やすより、評価が高い役柄パターンで足下固める方が重要なのでは?と。マクチャンドラマの悪女ばっかり演じているユン・アジョンみたいに。

とはいっても、いくらキム・テヒが若く見えても、チュウォンも若く見えるので、実年齢差7歳は、ツーショットでは違和感を感じなくもなく。特に、グループの会長として表舞台に立ったヨジンは、りりしさもあって、より一層年齢差がくっきり。

ドラマのストーリーについては、非現実を求めるならあり。妹の治療費を稼ぐために、ヤクザをこっそり治療するヨンパリとして活動していたテヒョンが、病院側から脅迫され、3年間眠り続けていた財閥令嬢ヨジンの主治医に。正統な後継者であるヨジンを異母兄ドジュンが殺し、グループをこっそり奪おうと暗躍しているのですが、時々意識を取り戻したヨジンと対面したチュウォンが妹の治療費と引き替えに、ヨジン側のスパイに。で、二人は恋に落ち、病室からの脱出に成功するも、ヨジンは穏やかな生活ではなく、兄トジュンへの復讐を開始。復讐劇なので、復讐したと思ったらまた裏でやられ・・・というのが続き、ヨジンは毒にまみれていたのです。

ヨジンの復讐を止めるために、テヒョンはヨジンの元を離れたのですが、末期ガンであることを知りヨジンの元に歩み寄るのです。ですが、時すでに遅し。手術の可能性の見込みなし。この時点で結末までのストーリーを私は勝手に考えていたのですが、それが当たっていて大笑い。実は、事前に結末等一切読んでいなかったのですが、ここで死ぬわけないだろうと。思った通り、アメリカに留学したテヒョンの元同僚が凄腕の医者を連れてやってきて、手術は成功。ちゃんちゃんで終わってしまい、それまでの緊張感が消えてしまったのは言うまでもありません。

■キャスト
チュウォン(キム・テヒョン役)
キム・テヒ(ハン・ヨジン役)
チョ・ヒョンジェ(ハン・ドジュン役)
チェ・ジョンアン(イ・チェヨン役)

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