takakoです。
BSイレブンで放映されていた「ミス・マンマミーア」。2015年作なのに、すでに韓国の公式サイトがない珍しい作品。ネタばれあるので、ご注意を。
全12話と、韓国ドラマとしてはかなーり短めの作品。おまけに、どろどろの復讐劇がある訳でもなく、出生の秘密がある訳でもなく、心が動かされるような感動秘話があるわけでもなし。
おまけに、ヨンジュ役の主演カン・ビョルの顔が私の好みではない!というより、どこかで見たことがあるのに、なかなか思い出せなかったくらい(おぃ)。「おバカちゃん注意報」のジンジュ役だと気付くのに、結構時間かかりましたから。
で、どこが見所(突っ込みどころ)かと聞かれると、やはりソ・ドヨン演じるミョンハンの身勝手ぶりでしょう(笑)。今までとは打って変わって、超身勝手すぎるヨンジュの元彼役は、なかなか滑稽。部下(?)にも呆れられるくらい。何しろ、ヨンジュの貯金を全部持ち逃げして留学し、自分だけ良い生活をしていますから。とはいっても、親もいない貧しい生活でこつこつ貯金していたくらいの額で、留学って可能なの?とは突っ込まずにはいられませんでしたが。
他の突っ込みどころは、ウジン。幼い頃、幼い弟と孤児院で暮らしていたのですが、自分だけアメリカに養子に出され、弟と引き離されます。必ず迎えに行くと約束し、迎えに行ったときには、時すでに遅し。ただ、なぜ今なの?という突っ込みどころは満載。ドラマを見る限り、養父母に虐待されていたとか、生活が苦しかった様子はないので、起業して成功するまで弟を迎えに行かなかった理由がわかりません。実際、ジュリとアメリカで交際していた頃の映像も回想シーンであるのですが、十分裕福。10代では無理でも、25歳くらいには迎えに行けたのでは?と思うのです。
そして、最後の突っ込みどころはハル実母。伯父ウジンが金持ちだと知ると、突然ハルを引き取ると言い出すのです。サラ金の取り立てをやっている弟と組み、ウジンからお金を巻き上げようとするのですが、意外や意外、恐ろしいくらいあっさり引き下がります。えっ、何?という感じで、拍子抜け。これにはさすがにびっくりです。
話数が短い分、あれもこれも詰め込もうとして、中途半端になってしまった感が満載でした。カットのせいかと思って気になった点だけ動画で見てみたのですが、私の勘違いではなさそうで、何だったんだろう???という感じで終わりました。
■キャスト
カン・ビョル(ソ・ヨンジュ役)
シム・ヒョンタク(ナ・ウジン役)
ソ・ドヨン(ユ・ミョンハン役)
ハン・ゴウン(オ・ジュリ役)
チャン・ヨンナム(イ・ミリョン役)
キム・ハウン(カン・ボンスク役)