takakoです。
BS12 トゥエルビで放映されていた「パフューム ~恋のリミットは12時間~」。思うところがドラマではありますが、ラブコメと考えれば面白い。ネタばれあるので、ご注意を。
「パフューム~恋のリミットは12時間~」の場合、ソ・イド役を演じたシン・ソンロクの偏屈っぷりがなければ、面白さは半減しただろうなぁ~と思うくらい、シン・ソンロクの演技力が発揮されたドラマだと思ったのは、私だけではないはず。というより、Kエンタメ・ラボ~古家正亨の韓流研究所 最新韓国ドラマの魅力~ラブコメ編でシン・ソンロク初ラブコメみたいな宣伝あったのですが、「皇后の品格」との違いが???
とはいっても、ラブコメとしてはよくできています。自殺を図ろうとしたジェヒ宛に届けられた香水で、ジェヒがな、なんと、23年前の姿に変身。ジェヒはイェリンと名乗り、妊娠で諦めたモデルの夢を叶えるため、デザイナーイドの家に家政婦として住み込み始めます。ただ、初恋相手と瓜二つのイェリンに対し、イドは突き放そうと必死になるのですが、結局はイェリンに心を奪われるのです。ですが、香水の威力が消え元の姿に戻ったイェリン(ジェヒ)と再会したことで、イドはまたイェリンと距離をとり始めます。そう、イドの初恋相手はジェヒだ!で、ジェヒが離婚しようとしていることを知り、イドはジェヒを待つことにします。そんなイドに対しジェヒは突っぱねますが。何しろ、ジェヒは香水がなくなったら死んでしまうと思っていたんで。
そんな駆け引きが面白いといえば面白いのですが、なぜ若くてきれいであることだけがもてはやされるんだろう?と。ドラマの中のイドは、ジェヒがどんな姿になっても気持ちは変わらないと言い、最後はジェヒにプロポーズして終了となりますが、何だかもやもやが残るのは確か。実際、ジェヒ役を演じたハ・ジェスクが、ドラマ終了後にある文をネット上にあげているのを読んで、やっぱりどこかにひっかかりは感じてたんだ・・・と。正直、ハ・ジェスク、この役よく引き受けたなぁ~とも思いましたし。どうせなら、コ・ウォニを特殊メイクでおばさんにした方がよかったのでは?とも思うし。いろいろ考えさせられました。
単純にラブコメとして見るなら、「パフューム~恋のリミットは12時間~」はおすすめです。特に、コ・ウォニのおばさんみたいな話し方、キム・ミンギュの愛らしい感じ(「金持ちの息子」や「俺様アニキと妄想好きなボク」もかわいい♪)は、私的にはツボです。
■キャスト
シン・ソンロク(ソ・イド役)
コ・ウォニ(ミン・イェリン役)
ハ・ジェスク(ミン・ジェヒ役)
キム・ミンギュ(ユン・ミンソク役)
チャ・イェリョン(ハン・ジナ役)