バラ色の恋人たち 毒舌感想

バラ色の恋人たち

takakoです。

BS朝日で放映されていた「バラ色の恋人たち」。ヨナの息子がいつ偽物だと暴露されるのかが気になり、やっぱり途中で動画に切り替えてしまいました(笑)。ネタバレあるので、ご注意を。

大学生での予想外の妊娠、出産までならともなく、ハン・ソナ演じるチャンミは、出産後に子供とイ・ジャンウ演じるチャドルを捨てます。ドラマの最初の方を見ていると、チャドルよりチャンミの方が追いかけているようにも見えるんですが、お嬢様育ちには貧乏暮らしは耐えられなかったようで、あっさりと二人を捨て渡米。

その後、チャドルは一人で娘チョロンを育てるのですが、チャンミがアメリカから戻ってきたと聞くと、過去のことは水に流してやり直そうと。チャンミはチャドルの提案を拒否し、二度と会わないと突き放します。

ただ、ドラマなので、話はどんどん泥沼に。芸能人になったチャンミが主演するドラマに、チョロンが子役で出演することになります。もちろん、お互い途中まで知らない状態で、気付いた時には撮影を辞めることはできない状態に。このことがきっかけで、チャンミはチャドルが忘れられないことに気付き、またやり直したいと言い出すのです。2度も捨てられたチャドルは、最初はチャンミを拒絶するのですが、結局受け入れることに。もちろん、双方の家族に大反対され、別れますが。

まぁ、韓国ドラマは主人公二人の恋愛だけで終わる訳はなく、チャドルの出生の秘密、チャドル育ての母の不倫、チャドル兄とチャンミ姉の結婚、チャドル姉とチャドル生母の弟との恋愛と、狭い範囲での人間関係がすごい、すごい。

で、「バラ色の恋人たち」もまた、灯台もと暗しパターンで、ヨナが生んだ息子が間近に。それも、散々苦しめたチャドルが実の息子だったというお決まりのパターン。幸い、チャドルは性格が良かったので、すぐにそのわだかまりがとれたのですが、最初に出会った頃にわかっていれば、チャドルとチャンミも、こんな遠回りしなかっただろうと思えて仕方なく。

それにしても、チャンミ父の娘への執着はすごいとしかいいようがありません。最後の最後で、チャンミ祖母が痴呆になり、チャンミ父は自分の行動を反省します。そして、貧しかった過去が、余計に貧しい人への差別的行動をとらせたんだなぁ~と、実感できたのは、今までのドラマにはないパターンで良かったです。

正直、今までのイ・ジャンウの役柄から、シングルファザーが思い浮かばなかったのですが、こんなにうまくはまるとは驚きです。

イ・ジャンウ

いろんな要素てんこ盛りですが、どろどろマクチャンドラマではないので、私的にはオススメです。そして、視聴率は嘘つかないジンクスは、「バラ色の恋人たち」でも当てはまりました(おぃ)。

バラ色の恋人たちラスト

■キャスト
イ・ジャンウ(パク・チャドル役)
ハン・ソナ SECRET(ペク・ジャンミ役)
キム・ミンソ(ペク・スリョン役)
ハン・ジサン(パク・ガンテ役)
ユン・アジョン(パク・セラ役)
チェ・フィリップ(コ・ジェドン役)
イ・ミスク(チョン・シネ役)
イム・イェジン(ソ・グムジャ役)
チョン・ボソク(ペク・マンジョン役)

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