takakoです。
BS11イレブンで放映されていた「バッドパパ」。薬の副作用はやっぱり怖いなぁ~と思わせてくれた作品(おぃ)。ネタバレあるので、ご注意を。
ここのところ見たチャン・ヒョク作品、気のせいか私的にはいまいちだったのですが、「バッドパパ」もご多分に漏れず。韓国では賞ももらったそうですが、何度途中で断念しようかと思ったか。えぇ、きっと面白くなる!と自分に言い聞かせて最後まで見たのですが、惰性で見たというのが正直な感想。
大体、八百長疑惑が持たれたボクシングの試合も、病気のせいで体が動かなくなっただけなのに、ジチョルは一切言い訳をしない。言い訳したくなかった気持ちもわからなくないのですが、そのせいで、家族が後ろ指さされる人生を歩むとは思わなかったのか?と。本当はフツーの仲睦まじい家族を望んでいたはずなのに。そう考えると、全体のテーマが矛盾してない?と思ってしまったんですよねぇ~。まぁ、ドラマのテーマは未承認の薬を服用したことで、とんでもないパワーを得たジチョルが、格闘技の世界でお金を稼ぎ、壊れた家族関係を修復しようとしたということでしょうが・・・。
それにしても、ジチョルはあんな怪しげな薬を服用したら問題が起きると思わなかったんでしょうか?数回ならわかるけど、体に異変を感じ始めたの、服用し続けるって、ほとんど自殺行為。家族のためとはいえ、お金と命どちらが大事?と聞かれれば、フツーは命と答えると思うんですよねぇ~。その上、ヨンソンも同じ病気になってしまい、移植しか助かる見込みがなくなる。そして、ジチョルは死を覚悟して移植を実施。この心情は親ならわかるでしょうが、そもそも薬をたくさん服用していなければ、ジチョルも助かったのでは?と。正直、私がヨンソンの立場なら、残りの人生ずっと何かがひっかかったままで嫌かなぁ~と思いました。
「バッドパパ」は、お金は重要だけど、命と引換えになるような選択はしてはいけないということを教えてくれました。
■キャスト
チャン・ヒョク(ユ・ジチョル役)
ソン・ヨウン(チェ・ソンジュ役)
シン・ウンス(ユ・ヨンソン役)
ハジュン(イ・ミヌ役)