ナインルーム 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「ナインルーム」。キム・ヒソン、キム・ヘスクというベテラン同士だからこそ可能だった魂の入れ替わり演技だったのは確か。ネタばれあるので、ご注意を。

ドラマの中では、ヘイとユジンは3歳差ですが、あれ、キム・ヒソンって実は年齢高いよねぇ~と思ったら、キム・ヨングァンとの実年齢は10歳差。ただ、キム・ヒソンの童顔ぶりは軍を抜いているのと、キム・ヨングァンが落ち着いて見えるからか、そこまでの違和感はない。正直、ドラマの内容も重要ですが、違和感があると、途中からドラマに完全にははまれないことあるんで。まぁ、そんな違和感を驚愕するほどの内容なら、整形だろうとなんでも気にならないんですが。

肝心のドラマの内容はというと、これまたびっくりで、勝率100%の弁護士ヘイと死刑囚ファサの魂が入れ替わるというもの。入れ替わったファサは、ヘイとして過ごしながら、自分が無実であるという証拠を探し始めます。その過程で、自分を殺人犯に仕立てたのは、かつての恋人チュ・ヨンベであることが判明。それどころか、チョ・ヨンベは自分が殺したキ・サンになりすまし、大企業の会長として思うがままに権力を振りかざしていたのです。その上、ファサの事件について何かしらの証拠をつかんだ人間は、すべて抹殺。なんとも恐ろしい人物です。

ただ、このキ会長はただのバカではない。途中で、ヘイとファサが入れ替わったことに気づくんですよねぇ~。こんな魂の入れ替わりなんて、説明しても信じないのがフツーなのに、説明しなくても言動などで理路整然と考えて気づくというのは、なかなか。その上、どうしたら入れ替わりが起きるのか?というのを調査させ、事故で体が不自由になった息子チャンソンを、異母弟ユジンと入れ替えようと画策。残念ながら、キ会長の思惑通りにはいかないばかりか、最後にはすべての事実が明るみになって終わり。とはいっても、いくら無実を勝ち取ったとしても、ファサは末期がんで余命はほとんどない。うーん、冤罪を晴らしたい気持ちはわからなくもないが、もっと早くに治療を受けていたら・・・とは思います。まぁ、殺人犯として収監されているなら、難しい???かもですが。

「ナインルーム」は、最初の数話がまんすれば、面白さがわかります。ただ、アップダウンははほとんどないです。

■キャスト
キム・ヒソン(ウルチ・ヘイ役)
キム・ヘスク(チャン・ファサ役)
キム・ヨングァン(キ・ユジン役)
チョン・ジェウォン+ONE(キ・チャンソン役)
オ・デファン(オ・ボンサム役)
イ・ギョンヨン(キ・サン/チュ・ヨンベ役)
キム・ジェファ(カム・ミラン役)

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