ドキドキ再婚ロマンス~子どもが5人!? 毒舌感想

takakoです。

BS朝日で放映されていた「ドキドキ再婚ロマンス~子どもが5人!?」。自分のことは棚において、アン・ジェウクがおじさんに・・・と思いつつ見ました。ネタばれあるので、ご注意を。

韓国で視聴率が高かったのは納得の「ドキドキ再婚ロマンス~子どもが5人!?」。ただ、私は主演のアン・ジェウク演じるサンテとソ・ユジン演じるミジョンのラブロマンスには、全く興味沸かず(おぃ)。その代わり、シン・ヘソン演じるヨンテと、ソンフン演じるサンミンのラブロマンスと、複雑に入り組んだチャン・ジンジュ役のイム・スヒャン、キム・テミン役アン・ウヨンの方ばかり気になる始末。

正直、ヨンテとサンミンのラブロマンスって、日によっては全くドラマの中で描かれないこともあったのに、なぜか気になって仕方がない。シン・ヘソンのすっとぼけた演技、ソンフンの壊れた演技。シン・ヘソンって他のドラマで見たことがなかったので演技の比較はできないのですが、ソンフンがこんなに壊れた感じの役は初めてだったので新鮮。おまけに、イム・スヒャンも「芙蓉閣の女たち〜新妓生伝」とは違って、いかにも現代っ子という感じで、へぇ~、こういう演技もできるんだと。

肝心のドラマの方は、韓国ドラマ典型の家族ものなので、メインの家族同士が複雑に絡み合っています。死別、離婚、再婚、結婚すべてが網羅されていることもあり、サンテ家、ミジョン家、ジンジュ家、サンミン家と、ソヨン家と、普通のドラマより多めの4家族。

奥さんと死別し、誰にも心を開かなかったサンテが、親友に旦那を略奪されたミジョンと出会ったことで、再婚を決意。サンテが奥さんの実家で暮らしていたということもあり、本来は関係ないジンジュ家の両親まで巻き込み、再婚前に一悶着。結婚したと思ったら、サンテたちが引っ越したマンションを買い、そこに引っ越し・・・。常識的に考えたらおいおいって感じなのですが、お互いに歩み寄り、円満になるという絵に描いたような結末に。


#気が強すぎるミンジョンを好きになったサンテって・・・。

一方、サンテとミジョンの結婚とは違って、ヨンテとサンミンの結婚の障害はテミンとジンジュ。テミンはサンミン弟、ジンジュはヨンテの親友でサンテの義理の妹。血が繋がっている訳じゃないけど、韓国(?)ではこういう親戚同士の結婚を嫌うため、違った意味で周りの顔色を見るような状態。ただ、お酒に酔ってヨンテがサンミンの車に乗り込んでから、あっという間に結婚までたどり着くところは韓国ドラマっぽい展開。出会いは最悪、何度も会っていく内に徐々に好きになるというのは、お決まりパターン。唯一違うのは、サンミンだけがヨンテに完全にはまってしまい、ヨンテに拒絶されても何度も猛アタック。でも、ヨンテが後ずさりするのを見るや、サンミンはわざと一歩下がって遠ざかることで、ヨンテもサンミンが気になり始めていることを気付かせる作戦にいくところが面白い。

おまけに、サンミン母がヨンテを一目見るや気に入り、結婚を強硬で推し進める始末。サンミン母はテミンの方を溺愛しているのに、性格はサンミンそのもので、あの押しの強さはすごい、すごい。逆に、テミンに紹介されたジンジュは気に入らなかったからか、嫌がらせばかりするし・・・。

そうそう、ヨンテがサンミンと正式に付き合い始めると、ヨンテもがらっと性格が変わるところがかわいい♪サンミンを喜ばせようと、ヨンテは学校で恋愛マニュアル読んで妄想しているシーンは、見ていて面白いし。ただ、学校で恋愛マニュアル読んでて大丈夫?と心配にもなりましたが!

で、扱いは小さかったのですが、サンテ弟のホテとスニョンのデキ婚もなかなか。スニョンがサンテ両親の焼き肉屋で働いていたとは誰も知らず、スニョンはサンテ母にホテのことを相談してたんで。巡り巡って自分の息子ホテがスニョンを妊娠させたと知ると、サンテ母はあんなにかわいがっていたスニョンを受け入れず。最後の最後で受け入れたとは言え、人間、言ってることとやってることは違うというのを見せてくれたというのはあります。

まぁ、他にもいろんなエピソードがありますが、壊れていくソンフンを見るだけでも、十分見る価値あります。あっ、天然呆け演技のシン・ヘソンも見物ですが!

■キャスト
アン・ジェウク(イ・サンテ役)
ソ・ユジン(アン・ミジョン役)
シム・ヒョンタク(イ・ホテ役)
シン・ヘソン(イ・ヨンテ役)
ソンフン(キム・サンミン役)
シム・イヨン(モ・スニョン役)
アン・ウヨン(キム・テミン役)
イム・スヒャン(チャン・ジンジュ役)

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