トップスター・ユベク~同居人はオレ様男子~ 毒舌感想

takakoです。

BS12 トゥエルビで放映されていた「トップスター・ユベク~同居人はオレ様男子~」。原題の「トップスター・ユベク」だけ見ると華やかな芸能界を舞台にしたドラマのように見受けますが、ただのラブコメです。ネタばれあるので、ご注意を。

原題然り、邦題のサブタイトル然り、何だかドラマのストーリーを勘違いさせる感満載ですが、タイトルで判断してはいけないドラマ。「トップスター・ユベク~同居人はオレ様男子~」は、いつの時代?と思わせるような世間とは完全に隔離された島で生活したことで、人生観が一変したトップスターユベクの話です。韓国ドラマなので、もちろん恋愛要素も満載ですが(笑)。相手は、ユベクが島で一時的に住むことになった家の孫娘ガンスン。で、ガンスン役のチョン・ソミンがとにかくかわいい♪変な方言と変な服装してますが、元々のかわいさって隠せないなぁ~と。

全体のストーリーは、ユベクがガンスンに出会い、少しずつ変わっていき、その過程でガンスンのことが好きになるという話。あら、1行で終わってしまいましたが、韓国ドラマあるあるの恋のライバルもしっかり登場します。イ・サンヨプ演じるマドルが、ガンスンにプロポーズするために船での航海を終え、島に戻ってきたのです。ただ、ガンスンもマドルが好きだと思っていたら、実の兄のように慕っていただけ。そんなガンスンの気持ちを知らないユベクは焦りを感じ、ガンスンがマドルと一緒にいると、何かと妨害。それどころか、ユベクは意を決してガンスンに告白すると、あっさり振られる始末。そう、結構肩透かし喰らいます。

おまけに、マドルのお見合いの失敗で、島中にはマドルとガンスンが結婚するという話に。否定したくても、ガンスンも祖母の大喜びの姿を見てなかなか言い出せず。その上、マドルがやっとプロポーズをし、ガンスンが指輪をしているのを見たことで、ユベクがソウルに戻ってしまいます。結局、ユベクがソウルに戻った後、ガンスンも自分の気持に気付き、ユベクに会うためにソウルに行くんですが!正直、幼い頃からずっとガンスンのことが好きだったマドルが気の毒になりそうだったのですが、「トップスター・ユベク~同居人はオレ様男子~」は一味違います。そう、ここでガンスンの中学の同級生で医師のフィウォンが登場。片思いしていたマドルと再会し、独身だと知ると猛アタック。なので、マドルは失恋のつらさをそれほど味わわずに済みます。

で、個人的に好きなのは、最終回のラストシーン。ユベクと結婚したガンスンは、女子大生になっていたのです。祖母のことが気にかかり、ガンスンは大学を一度諦めていたのですが、ユベクはガンスンの夢をサポートしてくれてますから。おまけに、ガンスンのお迎えに大学に来てますし。こういう終わり方、もやもやもなく、気持ちもほっこりします。

陰謀も復讐もサスペンス的要素も一つもありませんが、たまにはほっこりするラブコメみたいなら、「トップスター・ユベク~同居人はオレ様男子~」はぴったりです。チョン・ソミンの「オメ、オメ、オメ」という方言もかわいいです。

■キャスト
キム・ジソク(ユベク役)
チョン・ソミン(オ・ガンスン役)
イ・サンヨプ(チェ・マドル役)
ホ・ジョンミン(ナムジョ役)

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