チャングムの末裔 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「チャングムの末裔」。ツッコミどころ満載のドラマでした。ネタバレあるので、ご注意を。

原題は「チャングムは見ている」ですが、「チャングムの末裔」程度の変更なら合格点(おぃ)。いや、だって、あまりにも違う邦題が多すぎるんで。それに、「チャングムは見ている」だとサスペンスっぽい感がしますが、実際はラブコメなので、「チャングムの末裔」くらいの方がいい。大体、1話はストーリーを読まずに見るので、タイトルが仰々しいと、一気まとめ見作品になりますから。

で、「チャングムの末裔」は、チャングムとつけることで料理が題材だとしていますが、チャングムというのをつける必要性ある?というのが、正直な感想。見続けるとわかりますが、チャングム絡みの話はでてきません。「チャングムの末裔」は、絶対味覚を持つ長男サネ、絶対臭覚を持つ長女ジンミ、絶対触覚を持つジンミの双子の弟ジョンシクが繰り広げるラブコメ。スンアとサネは会社のランチで、スンアとジョンシクはスンアがジョンシクの料理動画の視聴者だったという縁で、ジンミとミョンヒョクはコンビニで。全員、料理が結んでくれた縁ではありますが、チャングムとは関係ないんですよねぇ~。

おまけに、何かと一緒に食事することでお互いが惹かれ合ったというだけの話なんで、アップテンポもなく、次が気になって気になって仕方がないというのもありません。逆に、「チャングムの末裔」は余計なシーンが多い、多い。私が一番いらないと思ったのは、ラストのナレーション。ドラマを完全にぷつんと切ってくれました。もう1つは、サネの部長のコスプレ。あんな服装してきて誰も何も言わないの?というより、どうして部長にまで昇進できたの?という感じで、理解不能。まぁ、営業だから数字残せばいいのかしれませんが、現実離れした設定ではあります。フツーに考えて、あの部長のサネに対する態度は、セクハラ以外の何物でもありませんし・・・。

「チャングムの末裔」は、気軽に何も考えずに流し見するにはぴったりの作品です。ただし、練習生の時から追っかけがいたという設定のミンヒョクが、頻繁にジンミとコンビニデートできたのが、不思議で仕方ありません。

■キャスト
ポク・スンア役(ユリ 少女時代役)
ハン・サネ役(シン・ドンウク役)
ハン・ジンミ役(イ・ヨルム役)
ハン・ジョンシク役(キム・ヒョンジュン役)
ミンヒョク役(ミンヒョク BTOB役)

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