ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~ 毒舌感想

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takakoです。

Dlifeで放映されていた「ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~」。韓国で同じ年に公開された「キルミー・ヒールミー」といい、DID(解離性同一性障害)ネタが続くって不思議な気が・・・。ネタバレあるので、ご注意を。

「キルミー・ヒールミー」を見た後だったので、何だか真似みたいな感じもしなくもなかったのですが、韓国での公開タイミングは同じだったんですねぇ~。「キルミー・ヒールミー」については話題になっていたので存在知っていたのですが、「ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~」は全然記憶なし。ドラマを見て、なるほど!とは思いましたけど。もちろん、それなりには楽しませてもらえたのですが、何かどこかが微妙なんです。その微妙なのは・・・。

ソンジュンの存在!

ヒョンビンと同い年というのはいくらなんでも無理があるだろうというのもありますが、逮捕されたらエンドみたいな感じで、ほとんどドラマに出てこず。正直、あれだけ最初の方からずっと関わっていたので、ソジンがテジュの減刑を助け早めに出所させ、最後まで関わるというような感じの方がよくない?なんて思ったりも。まぁ、これはソンジュンの存在感が妙に大きかったから、そういう風に思えたというのもありますけどね。

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肝心のドラマの方は、「キルミー・ヒールミー」と同じで、分離したきっかけをつくった女性との出会いによって、DID(解離性同一性障害)が治るというもの。違うのは、「ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~」は主人格の方が性格が悪い点(笑)。

そして、「ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~」が「キルミー・ヒールミー」と大きく違う点は、副人格であるロビンが自分の存在を主張する点。もし自分が副人格だったら?と想像してみようとしても、これは難しい。そもそも存在自体が偽物なので、主人格の本当の家族や所有物は自分のものではない。でも、感情はしっかりあるのに、いつ存在が消えるかもわからないさまよった感じというのは、死よりも怖さを感じるのでは?と。そう思うと、DID(解離性同一性障害)という病気はすごい世界の話のような気もして、いろいろ考えてしまいました。

で、DID(解離性同一性障害)が治ると、別人格の記憶や能力が主人格にうつるというのは、「キルミー・ヒールミー」ではなかった点。へーと思いながら見ていたのですが、唯一、ロビンの記憶がソジンにうつらなかったのが、結婚式。ハナがロビンに最後に贈った記憶の贈り物を、ロビンは絶対に消さなかったそうで。

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とはいっても、「ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~」では、最後の最後でソジンとハナは結婚し、ソジンはロビンというペンネームでマンガも描き続け、財閥御曹司としても成功。ちょっとハッピーエンディングすぎて、韓国ドラマっぽくない気が・・・。そう、大体最後は数年後になっていて、この先どうなるんだろう?で終わるパターンが多いのが韓国ドラマなんですよねぇ~。副人格ロビンの葛藤は心を動かされたので、何かもったいない作品でした。

■キャスト
ヒョンビン(ク・ソジン役)
ハン・ジミン(チャン・ハナ役)
ソンジュン(ユン・テジュ役)
クァク・ヒソン EDEN(ソン・ソグォン役)
ヘリ Girl’s Day(ミン・ウジョン役)

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