シグナル 毒舌感想

takakoです。

BS11イレブンで放映されていた「シグナル」。タイムスリップではなく、無線機を通して月日をワープ!?ネタばれあるので、ご注意を。

警察のプロファイラーになったヘヨンは、どこからともなく聞こえてくる無線機に応答したことで、15年前のイ・ジェハンとつながり始めます。23時23分になると作動する壊れかけた無線機から、時効間近の未解決事件の重要な手掛かりを得たことで、ヘヨンは事件を解決していきます。実はこのジェハンは、ヘヨンの職場の先輩であるスヒョンが想い続けていた人。その上、15年間行方不明にもかかわらず、戻ってくると信じていたのです。一方、ヘヨンもまた、ジェハンとつながっていたのです。年齢差があるので、幼い頃のヘヨンとですが。

で、過去と現在が無線機を通して情報交換していくことで、過去が変わります。その結果、現在が変わるため、助かった命がある一方、助からなかった命もでてくる。この事実にヘヨンは葛藤するも、未来を変えることに全力を尽くすのです。ちょっとこの辺りは今までのドラマや映画とは違いますが、私的にはありかと。

ただ、「シグナル」の場合、つながりだったり、いろんな伏線も面白く、引き込まれたのですが、とにかく最終回が気に入らない!ラストシーンが呆然として、これはカットされてる?と思ってオリジナルを見ても同じ。過去を変えたことで、ジェハンは死なずにすんだのですが、現在にジェハンはいない。ヘヨンとスヒョンも同じ警察署での勤務でもない。幸い、ヘヨンがジェハンの痕跡を探し回っているうちにスヒョンと再会。そして、二人でジェハンがいるところを推測し、そこに車で向かっている途中でドラマは終わり。もちろん、人生というのは続いているので「THE END」と完全に終わりにならないというのはわかりますが、「高校教師」(古っ)みたいに勝手に想像してね♪にしては壮大過ぎて、無気力感でいっぱいになったのは言うまでもありません。

最終回が消化不良で終わって無気力にならない自信があれば、「シグナル」どうぞ。えぇ、韓国でも評判が良かっただけあって、ドラマ自体のクオリティは高いです。

■キャスト
イ・ジェフン(パク・ヘヨン役)
キム・ヘス(チャ・スヒョン役)
チョ・ジヌン(イ・ジェハン役)
チョン・ヘギュン(アン・チス役)
チャン・ヒョンソン(キム・ボムジュ役)

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