ザ・ウィルス 毒舌感想

ザ・ウィルス

takakoです。

BS11で放映されていた「ザ・ウィルス」。雰囲気といい「ファントム」に似ている部分もありますが、かなり消化不良で終わること間違いなし!ネタバレあるのでご注意を。

韓国ドラマによくある途中のシーンを最初に持ってくるパターンで「ザ・ウィルス」はスタート。いきなり主人公のイ・ミョンヒョン役のオム・ギジュンが死んじゃう?みたいな感じで、はらはらさせる出だしはgood。ただ、主人公のオム・ギジュンが、声は聞いたことがあるけどどのドラマに出ていたのかが思い出せなくいらいら(笑)。何しろ、いつもと違って前髪を下ろし、めがねをかけず、ひげはやしていたんで、別人に見えます。必死で脳内検索が始まり、あっ、「ファントム」に出ていた人!とたどり着くまで、結構大変でした。

正直、「ザ・ウィルス」を見るにつけ、あまり気持ちはよくなかったです。ワクチンを売るために、製薬会社がわざとウィルスをばらまき、感染者を作るなんて・・・。でも、現実問題としてありえない設定ではないだけに、何だかなぁ~と思わずにはいられませんでした。

まぁ、ドラマの方は、せっかく発見したワクチンの開発が停止されてしまい暴挙に出た医師、お金になるとわかるや否やワクチンを買ってウィルスをばらまく製薬会社、その橋渡しのために裏で動く弁護士、製薬会社側から警察に送り込まれたスパイなど、お金という陰謀を渦巻く人たちによって引き起こされた人たちの駆け引きがメイン。

で、最後は正義が勝つ!というパターンになるかと思ったら、微妙に違う。いや、正確には、何かを匂わせて終わるだけ。製薬会社が損した分けでもなく、事件を裏で起こした人物たちは誰一人として死んでないし・・・。特に、最終回のラストの方のシーンであったチョン・ジウォン役のイ・ソヨンの行動からは、実はスパイだったのでは?と思わされたんですが、それについては何も解明されないままだったし。

そのため、すっきり感はなく、えっ、これで終わり?という消化不良で終わるので、白黒つけたい方にはオススメできません(きっぱり)。

■キャスト
オム・ギジュン(イ・ミョンヒョン役)
イ・ギウ(キム・セジン役)
ヒョヌ(キム・インチョル役)
イ・ソジョン(チョン・ジウォン役)
ユビン(イ・ジュヨン役)

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