キル・イット ~巡り会うふたり~ 毒舌感想

takakoです。

BSフジで放映されていた「キル・イット ~巡り会うふたり~」。「検索ワードを入力してくださいWWW」とは恐ろしいくらい正反対のドラマですが、チャン・ギヨンつながりで選ばれたのでしょう。ネタバレあるので、ご注意を。

「検索ワードを入力してくださいWWW」は、バリキャリたちがどういう言動をするかが楽しみで、毎日見ていたのですが、「キル・イット ~巡り会うふたり~」は途中から内容がつらすぎて見るのが苦しかったのが正直な感想。だって、殺されるために生まれてきた子どもたちなんて、どう考えてもつらい話。こんなことが現実にあるの?とも思いながら見ていましたが、現実の方がドラマよりひどいことなんていっぱいあることを考えても、あるかもしれないかもと思ってしまいました。
#コロナしかり、地下鉄サリン事件しかり。

ただ、チャン・ギヨンについては、「キル・イット ~巡り会うふたり~」のスヒョンみたいな役の方が似合っているなぁ~と。目が細く、表情が乏しいので、寡黙で影があるような役が本当にぴったり。あの長身から繰り広げられるアクションシーンは、見ていて爽快ですし。ドラマの内容は全然違いますが、「ここに来て抱きしめて」のチェ・ドジンと通じる役だと思いました。そういう意味では、「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」のイ・グァンイル役も、影のある役という意味では同じかも!

それにしても、ラストは思わず突っ込んでしまいました。だって、どう考えたって殺される可能性がある場所に行くってわかってたのに、フィリップはなぜ防弾チョッキつけてない?スヒョンのように殺し屋のプロではないんですから。幸い、スヒョンはト・ジェファンを銃殺できたので、よかったですが(おぃ)。えぇ、この手のドラマだと、主人公は最後の最後で思いとどまったりするんですが、「キル・イット ~巡り会うふたり~」はタイトル通り殺してエンド。その代わり、スヒョンも取り囲まれた警察官に銃殺されますが。まぁ、生きていてもあれだけの人を殺した殺人鬼であるので、無期懲役か死刑でしょうけど。

「キル・イット ~巡り会うふたり~」は、ドラマの内容はつらすぎますが、チャン・ギヨンファンがチャン・ギヨンを堪能するにはぴったりのドラマです。

■キャスト
チャン・ギヨン(キム・スヒョン役)
ナナ+AFTERSCHOOL(ト・ヒョンジン役)
ノ・ジョンウィ(スルギ役)
ロビン・ダイアナ(カリモフ二世役)
チョン・ヘギュン(ト・ジェファン役)
イ・ジェウォン(フィリップ・アン役)

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